beacon

日本vs韓国 前日練習後の選手コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表は27日、韓国北部の坡州(パジュ)で練習を行い、28日の韓国戦に向けて最終調整した。

以下、練習後の選手コメント

●FW柿谷曜一朗(C大阪)
―初めて一緒にプレーする選手とも慣れてきた?
「選手によってタイプが違うし、落としてあげるボールとかは考えているけど、まず自分のミスを減らすことがいい攻撃につながる。個人としてミスを減らすことを重点的に考えたい」
―シュート練習で「枠を外すな」という指示が出ていたが?
「ポイントはおさえておけということだった。枠を外すなというより、僕はゴールにより近い位置でプレーするポジションなので、そこは意識したい」
―韓国のデカいCBに対してどうプレーする?
「ほんまにいつもどおりやるだけだと思う。セレッソでも1トップをやっているし、このチームでも自分が欲しいところは声を出してもらったり、チームでやっていることをやるのが大事。攻撃のスイッチを入れないといけないし、そこでパスが一つズレると、攻撃を遅らせることになる。それは避けたい」
―Jリーグでも横浜FM戦では中澤、栗原という大きいCBとやっているが、そのイメージ?
「イメージというか、むしろ常にそういう相手とできている以上、韓国だからと言ってプレッシャーを感じることはない。中澤さんや(栗原)勇蔵さんだけでなく、他にも強くて大きくて速いCBが(Jリーグには)いますし、いつもどおりやれればいいと思う」

●MF高萩洋次郎(広島)
「ピッチ外でもコミュニケーションを取ることが大事だと思うし、それは時間が経つにつれてできていると思う」
―オーストラリア戦は出番がなかったが、ベンチで見ていて感じたことは?
「ボールをしっかり動かして、縦パスを入れて、そこから絡んでいく攻撃が出せていたので、すごく良くなっていた。出るチャンスがあれば、僕も攻撃のところでいいところを出していきたい」
―戦術理解度は高まってきた?
「ある程度は理解してプレーできていると思うし、監督も細かくアドバイスしてくれるので、理解していると思う」
―頭で考えるのではなく、体で反応できるようになってきている?
「頭も使いながらやらないといけないので、両方だけど、考えながら判断を早くできるようになってきている」

●DF栗原勇蔵(横浜FM)
―相手のFWがデカいが?
「勝っていれば放り込んでくるかもしれないし、196cmあると聞いたので、デカいと思う。2試合とも途中から出てきているので、切り札みたいな感じで使ってくるのかなと思う」
―練習で森重と左右を入れ替えていたが?
「オーストラリア戦の前もいろいろやっていたし、試合中も変わることがあるので」
―引き分けでも優勝が決まる可能性があるが?
「勝って終わりたいし、優勝するにはそうかもしれないけど、それより勝って優勝するのが一番いいかなと思う」
―無失点なら優勝になるかもしれない。
「言葉で言うのは簡単だけど」
―初戦の前は2日間しか準備期間がなかった。
「今回は1週間経っているし、確実に前より良くなっていると思う」
―初めての選手も多かったが、チームになってきた?
「2試合終わって、オーストラリア戦も最後以外は内容がよかったし、そういうことでだんだんチームはよくなる。3試合目で、これで終わりだけど、ラストだからこそ思い切ってやれれば」
―ここからコンフェデのメンバーに何人入っていけるかが大事。
「ほんとアピールの場だと思うし、最大限、アピールできるようにやっていければ」

●DF森重真人(F東京)
―韓国戦に向けて意識するところは?
「このチームの規則、やるべきことがしっかりあるので、まずはそれをチームとしてやることが一番だし、その中で自分の力を発揮することが重要になってくる。急造チームだけど、まずはチームで戦うことを一番に考えながら、その中でしっかり自分の良さを出していければ一番いい」
―今日の練習でもビルドアップで前に持ち出していくプレーが見られたが?
「それは自分の持ち味だし、受け手の問題もあるので、分かってもらえるように今日の練習は意識的にやった」
―韓国のイメージは?
「フィジカルが強いし、タフな選手がすごく多いので、まずは気持ちの面で負けないこと。あとは優勝がかかっているし、このチームで優勝したい気持ちがあるので、結果も求めてやっていかないといけない。自分がいいプレーをして韓国に勝つのがいいけど、チームとしての最低限は勝ち点3を取ることだと思うので、両方を常に頭に置いてやっていければ」
―今日の練習では中国戦と違って右のCBでプレーしていたが、ビルドアップのための変更?
「直接は言われてないけど、そういう意図があると思うし、自分の持ち味を出していければいい」
―キム・シンウクのイメージは?
「一回やっているので、ある程度イメージはある。ゴール前では体を張って、それ以外のところでは周りとサポートし合ってやれれば」
―これまで失点が続いているので、最後はゼロで抑えたい?
「この大会は(失点が)ゼロで終わっていることは1試合もないので、ディフェンス陣としてはゼロを目指してがんばっていきたい」
―このチームで優勝したいというのは、それだけ連帯感が出てきたから?
「それもあるし、大会に出ているからには優勝を目指さないと戦う意味がないので。常に結果は求めていきたい」

●GK西川周作(広島)
「楽しく練習できているし、いい関係で練習ができていると思う」
―ベンチだったオーストラリア戦はいい試合ができていたが?
「スペースがある中で日本のサッカーができていたと思うし、韓国の方が力のあるチームだと思うので、チーム一丸となってやれればいいと思う」
―失点が続いているが、最後こそ無失点に抑えたい?
「それは僕だけでなく、みんな意識が強いと思う。これ以上、失点は許されないし、最後、ゼロで勝って終わりたい」
―中国の結果次第では引き分けでも優勝が決まる可能性があるが?
「GKが一番コントロールするポジション。速くやるところと時間を使うところを使い分けるようにしたい。チームとして優勝できるようにがんばりたい」

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
東アジア杯2013特集

TOP