U-22日本代表候補、ゴールラッシュで鳥栖に7発勝利…奈良&浅野が2ゴール
[練習試合 10.29 U-22日本代表候補 7-0 鳥栖]
U-22日本代表候補は29日、佐賀県内でサガン鳥栖と練習試合(45分×2本)を行った。前半15分にDF奈良竜樹(F東京)の得点で先制したU-22代表候補は前半に4点、後半に3点を奪うゴールラッシュを披露。守備陣も福岡大戦に続く無失点に抑え、7-0の勝利を収めた。
4-4-2のシステムで臨んだU-22代表候補は先発にGK櫛引政敏(清水)、最終ラインは右からDF室屋成(明治大)、DF岩波拓也(神戸)、DF奈良竜樹(F東京)、DF亀川諒史(福岡)、ボランチにMF大島僚太(川崎F)とMF原川力(京都)を並べ、右サイドハーフにMF関根貴大(浦和)、左サイドハーフにMF矢島慎也(岡山)、2トップにはFW荒野拓馬(札幌)とFW金森健志(福岡)を配置した。
試合開始早々の1分に大島がミドルレンジからシュートを放ったU-22代表候補は、その後もサイドから圧力を掛けて好機を生み出そうと試みる。特に右の関根と室屋の連係はスムーズで、幾度となく敵陣深くまでボールに運ぶことに成功した。
すると前半15分、CKの好機を得ると原川の蹴り出したボールをニアに走り込んだ奈良がヘッドで叩き付けて先制に成功。同18分には鳥栖のMF早坂良太にシュートまで持ち込まれながらも岩波が体を張ったブロックでしのぐと、同24分には再び原川のCKを奈良がヘッドで合わせてネットを揺らしリードを2点差に広げた。
前半34分には金森、矢島、関根、亀川をベンチに下げ、FW浅野拓磨(広島)を2トップの一角、FW中島翔哉(F東京)を左サイドハーフ、FW前田直輝(松本)を右サイドハーフ、DF山中亮輔(柏)を左SBへと投入。同45分には中島がPA内で得たPKを自ら沈めて3点目を記録し、アディショナルタイムには前線で相手DFからボールをかっさらった浅野が独走から鮮やかなチップキックで決めて、4-0と大量リードを奪って前半を折り返した。
後半に入ると、GKを中村航輔(福岡)に代え、ボランチは大島と原川の代えてMF喜田拓也(横浜FM)とMF川辺駿(磐田)を投入した。後半もU-22代表候補が攻撃のリズムを創出するが、5分の前田、10分の中島のシュートは枠を捉え切れず。追加点を奪えずに試合が進むと、同11分に荒野に代えてMF鎌田大地(鳥栖)、同17分には前田と室屋に代えてMF野津田岳人(広島)とDF中野嘉大(川崎F)、同20分には山中に代えてMF秋野央樹(柏)を投入した。
すると後半21分にスーパーゴールから追加点を奪取する。敵陣に入ったところでボールを受けた野津田が、振り向きざまに左足を一閃。約35メートルの位置から放たれた無回転シュートは、相手GKに反応されることなくネットに突き刺さり、5点目を記録。
後半25分に中島に代えてMF為田大貴(大分)、同32分に川辺、負傷した喜田に代えてDF三竿健斗(東京V)とDF中谷進之介(柏)を投入して、発熱のためチームを離脱したMF遠藤航(湘南)を除くフィールドプレーヤー全選手を起用することになった。
その後、後半40分に相手のバックパスを奪った浅野がGKまでかわしてネットを揺らし、さらに同45分には自ら送ったスルーパスのこぼれ球を鎌田が蹴り込んで大量7点を記録。守備陣も鳥栖にチャンスらしいチャンスを作らせることなく、7-0の完封勝利を収めた。
(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2016特集
U-22日本代表候補は29日、佐賀県内でサガン鳥栖と練習試合(45分×2本)を行った。前半15分にDF奈良竜樹(F東京)の得点で先制したU-22代表候補は前半に4点、後半に3点を奪うゴールラッシュを披露。守備陣も福岡大戦に続く無失点に抑え、7-0の勝利を収めた。
4-4-2のシステムで臨んだU-22代表候補は先発にGK櫛引政敏(清水)、最終ラインは右からDF室屋成(明治大)、DF岩波拓也(神戸)、DF奈良竜樹(F東京)、DF亀川諒史(福岡)、ボランチにMF大島僚太(川崎F)とMF原川力(京都)を並べ、右サイドハーフにMF関根貴大(浦和)、左サイドハーフにMF矢島慎也(岡山)、2トップにはFW荒野拓馬(札幌)とFW金森健志(福岡)を配置した。
試合開始早々の1分に大島がミドルレンジからシュートを放ったU-22代表候補は、その後もサイドから圧力を掛けて好機を生み出そうと試みる。特に右の関根と室屋の連係はスムーズで、幾度となく敵陣深くまでボールに運ぶことに成功した。
すると前半15分、CKの好機を得ると原川の蹴り出したボールをニアに走り込んだ奈良がヘッドで叩き付けて先制に成功。同18分には鳥栖のMF早坂良太にシュートまで持ち込まれながらも岩波が体を張ったブロックでしのぐと、同24分には再び原川のCKを奈良がヘッドで合わせてネットを揺らしリードを2点差に広げた。
前半34分には金森、矢島、関根、亀川をベンチに下げ、FW浅野拓磨(広島)を2トップの一角、FW中島翔哉(F東京)を左サイドハーフ、FW前田直輝(松本)を右サイドハーフ、DF山中亮輔(柏)を左SBへと投入。同45分には中島がPA内で得たPKを自ら沈めて3点目を記録し、アディショナルタイムには前線で相手DFからボールをかっさらった浅野が独走から鮮やかなチップキックで決めて、4-0と大量リードを奪って前半を折り返した。
後半に入ると、GKを中村航輔(福岡)に代え、ボランチは大島と原川の代えてMF喜田拓也(横浜FM)とMF川辺駿(磐田)を投入した。後半もU-22代表候補が攻撃のリズムを創出するが、5分の前田、10分の中島のシュートは枠を捉え切れず。追加点を奪えずに試合が進むと、同11分に荒野に代えてMF鎌田大地(鳥栖)、同17分には前田と室屋に代えてMF野津田岳人(広島)とDF中野嘉大(川崎F)、同20分には山中に代えてMF秋野央樹(柏)を投入した。
すると後半21分にスーパーゴールから追加点を奪取する。敵陣に入ったところでボールを受けた野津田が、振り向きざまに左足を一閃。約35メートルの位置から放たれた無回転シュートは、相手GKに反応されることなくネットに突き刺さり、5点目を記録。
後半25分に中島に代えてMF為田大貴(大分)、同32分に川辺、負傷した喜田に代えてDF三竿健斗(東京V)とDF中谷進之介(柏)を投入して、発熱のためチームを離脱したMF遠藤航(湘南)を除くフィールドプレーヤー全選手を起用することになった。
その後、後半40分に相手のバックパスを奪った浅野がGKまでかわしてネットを揺らし、さらに同45分には自ら送ったスルーパスのこぼれ球を鎌田が蹴り込んで大量7点を記録。守備陣も鳥栖にチャンスらしいチャンスを作らせることなく、7-0の完封勝利を収めた。
(取材・文 折戸岳彦)
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