beacon

練習中からキレある動き…小林「やっぱり、“そこ”を求められている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表FW小林悠

 クラブでは最前線を任されるが、2日前のマリ戦ではシャドーの位置に入った。「あまりやったことのないポジション」だったこともあり、日本代表FW小林悠は後半20分にピッチに送り込まれたものの。見せ場を作ることなく試合終了のホイッスルを聞くことになった。

「なるべくサコ(大迫)の周りで、セカンドボールを拾ってというイメージで入ったけど、なかなかボールを保持する時間もなかったし、ボールを追いかける時間が多くなってしまった」

 反省の残るマリ戦となったが、2日後に控えるウクライナ戦で自身の持ち味を発揮するイメージは膨らんでいる。「相手は大きいので競り合いの部分は難しいと思うけど、体を張れるところは体を張り、俊敏性や動き出しの部分で差をつけたい」。“高さ”や“強さ”では劣るかもしれないが、“速さ”で相手を上回ろうとしている。

 トレーニング中にはキレのある動きから豪快なシュートを叩き込むなど、コンディションの良さを伺わせており、本人も「(練習で)しっかり得点もできているし、調子は悪くない」と手応えを得ている。ウクライナ戦では、「やっぱり得点に絡む部分を大事にしたいし、そこを求められている。チャンスがあればそういう部分を狙うのが大事だと思う」。FWである以上、求められているのはゴールに絡む仕事。昨季J1得点王は静かに牙を研いで、ピッチに解き放たれる時を待っている。

(取材・文 折戸岳彦)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送

TOP