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香川が報道陣に逆質問、不安視する声に「いろんな見方があるのは自由」

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練習中に笑顔を見せるMF香川真司

 不安視する周囲の声を一蹴した。21日の合宿初日から精力的に汗を流してきた日本代表MF香川真司(ドルトムント)は「結構長いキャンプで、毎日集中した練習をチームとしても個人としてもできていると思う」と、充実した表情を浮かべた。

 明日30日のガーナ戦(日産ス)が終われば、翌31日にはW杯メンバー23人が発表されるが、「そこまで考えていないというか、そこは(ガーナ戦の)次の日にすべて決まる。一人ひとりがチームとして個人として、(ガーナ戦で)いいパフォーマンスを出すことに集中している」と言い切った。

 23人から落選する可能性を指摘する報道も出る中、報道陣から「『香川どうなんだ』という声もあるが、コンディションはどうか」という質問が出ると、「逆にどう思いますか?」と逆質問。「個人としては問題ないと思っている。いろんな見方があるので、それは自由だけど、自分自身がどう感じるかが一番大事」と力説した。

 左足首痛で2月から長期離脱を強いられたが、今月12日のブンデスリーガ最終節で途中出場し、約3か月ぶりの実戦復帰を果たした。西野朗監督は18日のメンバー発表会見で「香川についてはデリケートに考えないといけない」と慎重に話していたが、この日の会見では「主力の選手、今まで代表チームで中心となっていた選手に関しては、状態とすれば決して悪くない」と、そのコンディションに太鼓判を押した。

 香川自身、「この合宿で一番大事にしていたのは最高のトレーニングを続けること。キャンプが始まる前からやっていたし、キャンプに入ってからもそこだけに集中していた。いいトレーニングができたと思っている」と、日増しにコンディションが上がってきていることを実感している様子。あとはそれをガーナ戦のピッチで見せるだけだ。

(取材・文 西山紘平)

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