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西野Jが4バックで紅白戦 トップ下に本田、香川、柴崎を起用

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雨の中、行われた紅白戦

 オーストリアで事前キャンプ中の日本代表は4日、インスブルック郊外のゼーフェルトで2部練習を行った。午後練習では4-2-3-1のフォーメーションを組み、サイド攻撃の形を確認。少し狭くしたコートで紅白戦も行い、両チームともに4バックを採用した。

 5月21日に千葉県内で始動した西野ジャパン。これまでの練習では主力組は常に3バックのシステムを採用し、5月30日のガーナ戦(0-2)も3-4-2-1でスタートした。しかし、ガーナ戦前日の会見で西野朗監督が「4バックを思い出させるトレーニングもあると思う」と話していたとおり、「染みついている」(西野監督)4バックを練習で確認した。

 3本行われた紅白戦では、主力組と思われるチームは3本すべて4-2-3-1のシステムを採用。もう一方のチームは2本目に中盤をダイヤモンド型にした4-4-2を組んだ。トップ下ではMF本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)、MF柴崎岳(ヘタフェ)が起用された。

 西野監督は今後も4バックと3バックを併用していく考えを示している。ガーナ戦では後半途中から3-5-2、中盤がボックスの型4-4-2も試しており、対戦相手や試合展開によって“変幻自在”に対応する柔軟さが選手には求められている。

▼紅白戦でのフォーメーションは以下のとおり
【1本目、3本目】
[ビブスなし]
    大迫

宇佐美 本田  原口

  大島 長谷部

長友     酒井高
  昌子  吉田
    川島

[ビブスあり]
    岡崎

乾   香川  武藤

  柴崎  山口

酒井宏     遠藤
  槙野  植田
    東口(中村)

【2本目】
[ビブスなし]
    武藤

乾   柴崎  原口

  山口 長谷部

長友     酒井宏
  槙野  吉田
    川島

[ビブスあり]
  岡崎  大迫

    香川
宇佐美     本田
    大島

酒井高     遠藤
  昌子  植田
    中村

(取材・文 西山紘平)

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