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伊紙記者、フェアプレー決着に納得「クリーンなプレーへの報酬があれば警告は減る」

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日本の“時間稼ぎ”に賛否両論

 ポーランド代表に0-1で敗れながらも、日本代表がフェアプレーポイントでセネガルを上回り決勝トーナメント進出を決めたことについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』の記者ニーノ・ミノリーティ氏が28日、自身の見解を明らかにした。

 日本は28日、ロシアW杯のグループH第3節でポーランドに0-1で敗れた。しかしセネガルvsコロンビアでコロンビアが勝利したため、日本はフェアプレーポイントでセネガルを上回り2位での決勝T進出を決めた。

 警告数により、日本とセネガルの運命が分かれたことを、ミノリーティ氏は好意的に捉えている。

「過去にはコイントスで勝敗が決まったこともあった。それと比較すれば、より公平であると考える。なぜなら世界レベルにおいても、国内のあらゆるカテゴリーにおいても、フェアプレーが叫ばれている。だからこそ時にはフェアプレー、つまりピッチ上でのクリーンなプレーに対する明白な報酬があっても良いだろう。よりクリーンだったチームが勝ち残るというね」

 W杯史上初めてフェアプレーポイント差により決着がついたことで、今後、各チームの警告数が減少する可能性をミノリーティ氏は熱心に指摘している。

「今回のことは、最終的に皆の頭の中の記憶に残る。すると無駄なイエローカードを避けるようになるだろう。例えば抗議であったり、避けられるような場合、選手はファウルをする前に二度、考え直すようになるだろう」

 フェアプレーポイントによる日本のW杯16強進出は、ラフプレー減少に向けて良いきっかけとなるのだろうか、今後は注目されるところだ。

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