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前回対戦時との違いを語る山口蛍「アザールとカラスコが入った中で…」

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ベルギー戦へ調整するMF山口蛍

 3-2で逆転勝利したアルベルト・ザッケローニ元監督時代の13年11月19日の対戦と、0-1で惜敗した昨年11月14日のバヒド・ハリルホジッチ前監督時の対戦の両方に先発している日本代表選手は4人いる。GK川島永嗣、DF吉田麻也、DF酒井宏樹、そしてMF山口蛍(C大阪)だ。

「(昨年)11月に対戦したときは少し手応えはあったと思う。でも……」。そう言いながら山口が指摘したのは、昨年11月時は不在だった左シャドーのFWエデン・アザール(チェルシー)、左ウイングバックのMFヤニック・フェレイラ・カラスコ(大連一方)が今回は先発出場が見込まれる点だ。

「ベルギーには個で違いを見せられる選手がたくさんいるので、そこをどう止めていくかがキーになっていく。アザールとカラスコが入った中でどう止めていくか」

 ショートカウンターを得意とするベルギーに対して、得点を奪うイメージはある。まずは日本がボールを所持し、チャンスを多くつくること。加えて「日本にとってボールをしっかり握ることは自分たちのペースを保つことになる。その中でショートカウンターとかを気をつけなくてはいけない」。

 場合によっては延長戦、さらにはPK戦になる可能性もある決勝トーナメント。最初から出るにせよ、途中出場にせよ、どんなときでもベストを尽くすのが山口の役目だ。

(取材・文 矢内由美子)

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