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U-20W杯新ルールのコイントスで“2連勝”、齊藤未月がボールを選ぶ理由は

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非公開練習を終えたU-20日本代表

 U-20ワールドカップでは各国リーグ戦に先駆け、新規則が採用されている。変更点の一つとして、試合前のコイントスはこれまで、勝ったほうがコート(攻めるゴール)を選択するルールだったが、ボール(前半のキックオフ権)を選ぶことも可能になった。

 日本、イタリア、フランス、ノルウェーなどはコイントスでボールを選んでいるが、グループリーグ第2戦終了まではコイントスに勝った際、コートを選択するチームのほうが圧倒的に多い。

 U-20日本代表はエクアドル戦、メキシコ戦で“コイントス2連勝”。キャプテンのMF齊藤未月(湘南)はいずれもボールを選んだが、「ボールを選んだほうが良い。個人的には最初にボールを触ったほうが良いんじゃないかと思う」と理由はシンプルだった。この選択は影山雅永監督に任されているという。

 その2試合でしっかりと勝ち点を積み上げ、日本は1勝1分でB組2位。「この2試合で、日本というチームが結束してやろうとしたことは間違っていないと分かっている」と大きな手応えをつかみ、イタリア戦へ。日本は引き分け以上で自力突破が決まり、勝利すれば首位通過が決まる。チームを統率する主将は「1位で突破することに意味がある」と必勝を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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