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大迫不在のFW陣で唯一の連続招集…永井謙佑「前線はゴール」

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笑顔で練習するFW永井謙佑

 チームの勝利を最優先する。エースのFW大迫勇也がケガで招集外となった日本代表。10月のW杯アジア2次予選2連戦に向けたFWの編成はFW永井謙佑(FC東京)、FW浅野拓磨、FW鎌田大地の3人となった。

 前回の代表戦からはFW鈴木武蔵も選外となり、代わって浅野と鎌田が代表復帰。前回に続いて招集されたFWは永井のみだ。大迫に代わる1トップでの先発起用の可能性もあるスピードスターは「まずはチームの勝利を優先してやっていきたい」とフォアザチームを強調した。

 6月の代表シリーズで約4年ぶりの代表復帰を果たし、6月9日のキリンチャレンジカップ・エルサルバドル戦(○2-0)で代表初ゴールを含む2得点。9月も引き続き招集され、9月5日のキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦(○2-0)に途中出場したが、同10日のW杯アジア2次予選・ミャンマー戦(○2-0)は出番がなかった。

「前線(の選手に求められるもの)はゴール。途中から入るにしても、前回(パラグアイ戦)はゴールを取れなかった。そういうところが求められるし、しっかり結果を残したい」。得点にこだわる姿勢を強調し、「パスを出せる選手はたくさんいる。一発で(裏を)狙えるときは狙って、自分の良さを最大限に発揮したい」と意気込んだ。

 所属するFC東京は5日の鳥栖戦に1-2で敗れ、3試合勝ちなしで首位からも陥落。気持ちの切り替えも求められる30歳は「しっかり代表に集中してやっていきたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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