U-24日本代表は9日、東京五輪に向けた事前合宿5日目を静岡県内で行った。DF中山雄太(ズウォレ)と前日に合流したMF相馬勇紀(名古屋)はホテルで室内トレーニングを行い、その他の17選手とトレーニングパートナー6選手が練習場に姿を現した。

　前日に静岡産業大と練習試合(○5-0)を行っており、この日は軽めの調整。ランニングで汗を流すと、FW上田綺世(鹿島)は別メニューでの調整に。その後、とりかごで盛り上がりを見せると、4人1組でのフットバレーに移行した。

フットバレーのチーム分け(※はトレーニングパートナー)
・吉田麻也、酒井宏樹、前田大然、コーチ
・遠藤航、田中碧、大迫敬介、※藤田譲瑠チマ
・久保建英、鈴木彩艶、※成岡輝瑠、※山本理仁
・板倉滉、冨安健洋、谷晃生、※櫻川ソロモン
・町田浩樹、橋岡大樹、※武田英寿、コーチ
・三好康児、林大地、堂安律、※鈴木海音

　自他ともに認めるムードメーカーのDF橋岡大樹(シントトロイデン)やDF板倉滉(マンチェスター・C)らが場を盛り上げ、得点が決まると歓喜を爆発させる。微妙な判定には審判を務めるコーチに詰め寄るなど、“本気”モードにも。1チーム3試合ずつを行い、唯一の3戦全敗となった三好&林&堂安&鈴木チームが最下位になり、用具の片付けを行っていた。

　その後、東京五輪メンバーの多くは練習を切り上げ。FW林大地(鳥栖)とFW前田大然(横浜FM)が、トレーニングパートナーとともに居残りでシュート練習を行った。脳震とうからの復帰プログラムをこなしている前田は、今合宿ではランニングなどで汗を流すにとどめていた。

　チームは12日のU-24ホンジュラス代表戦に向けて、コンディションを整えていく。

(取材・文　折戸岳彦)

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