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想定内の後半45分…MF遠藤航「意図的にそう戦ってもいいと思った」

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U-24日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)

 約1か月ぶりの公式戦でフル出場。「コンディションはまだベストではない」と語ったU-24日本代表DF遠藤航(シュツットガルト)だが、「昨日90分やったこと自体が大事。次の試合にさらに良いコンディションで臨めると思う」と続けている。

 12日のホンジュラス戦では序盤から主導権を握り、前半13分にDF吉田麻也(サンプドリア)のゴールで先制。さらに同40分にはMF堂安律(PSV)が加点と、理想的な展開で前半を終えた。しかし、後半に入ると、運動量が落ちるだけでなく、選手を5人交代したホンジュラスに押し込まれる展開となった。

 失速した要因として、「シンプルにコンディションの問題もある」。そして、後半20分に失点したことについては「2-1にされる状況は避けたかった」と反省しつつ、後半は状況を見て「落ちたと言うよりも落としたという言い方もできる」と話した。

「後半は2-0で勝っていたので、そこまで前から行く必要はないと思っていた。本番を想定したとき、中2日の連戦の中で前半を2-0で折り返したとき、ブロックを敷いて守る選択をするのも全然問題ないと思っている。ブロックを敷く後半は想定内というか、意図的にそう戦ってみてもいいと思っていた部分もある」

 17日にはキリンチャレンジ杯U-24スペイン代表戦が開催される。「前半のような戦いをいかに続けられるか。プラスして、全員が力になる必要がある。昨日途中から出たメンバーも、出られなかったメンバーも含めて、全員がいい準備をするためのスペイン戦にできるかというところはすごく大事になる」と、本大会前ラストマッチに臨む。

(取材・文 折戸岳彦)
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