[1.27 W杯アジア最終予選 日本2-0中国 埼玉]

　最終予選3戦連発で4連勝に貢献した。1-0で迎えた後半16分、途中出場のDF中山雄太からの左クロスを日本代表MF伊東純也(ゲンク)がヘディングシュート。貴重な追加点が昨年11月11日のベトナム戦(○1-0)、同16日のオマーン戦(○1-0)に続く3試合連続ゴールとなった。

「(中山)雄太からいいボールが来たので合わせるだけだった」。試合後のテレビインタビューで得点シーンを振り返った伊東は先制点につながるPKも獲得した。前半11分、DF酒井宏樹からの縦パスに抜け出し、右サイドからクロス。これが相手のハンドを誘った。

「酒井くんが持ったときにスペースがあった。チップで上げようとしたら相手の手に当たってラッキーだったけど、そこで点が取れてよかった」

　立ち上がりに幸先よく先制点を取れたものの、その後は中国を攻めあぐねる時間が続いた。「チャンスは作っていたけど決め切ることができなかった。決め切れればもっと楽な試合になった」と反省した伊東は首位サウジアラビアと対戦する次節の大一番に向け、「前回負けているので、次しっかり勝って、W杯に近づけるようにしたい」と意気込んだ。

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