beacon

DF瀬古歩夢、FW町野修斗がカタールW杯直前“サプライズ”招集!! 森保監督「最大限思い切って出してほしい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF瀬古歩夢、FW町野修斗

 日本サッカー協会(JFA)は15日、ドイツ・デュッセルドルフで行われるキリンチャレンジカップ2試合に臨む日本代表メンバーを発表し、これまで欧州組を交えたフルメンバーのA代表経験がないDF瀬古歩夢(C大阪)とFW町野修斗(湘南)がサプライズ招集された。センターバックとセンターフォワードに負傷者が相次ぐ中、期待の若手がカタールW杯行きのラストチャンスを掴んだ。

 今回の招集メンバーはW杯の登録枠26人を上回る30人。常連のDF板倉滉(ボルシアMG)、FW浅野拓磨(ボーフム)、FW大迫勇也(神戸)が負傷のため招集できない中、ともに22歳の瀬古と町野が食い込んだ形だ。

 森保一監督は15日にオンラインで行った記者会見で選考の意図を説明。今年1月の国内組合宿でA代表に初招集され、負傷のため不参加に終わった瀬古については「グラスホッパーに移籍して、新しいシーズンでレギュラーとして試合に出ている。(C大阪から)移籍した時からいろんな部分で強く激しくインテンシティ高く戦う中で、強さを身につけており、そこは本来彼が持っているディフェンスではあるが、対人の強さと攻撃の組み立ての良さを発揮できていることを現地の視察、映像で今回のグループに入っても活躍できるだろうということで招集した」と述べた。

 また町野は東京五輪代表のGK谷晃生(湘南)、MF相馬勇紀(名古屋)とともに今年7月のEAFF E-1選手権組からの生き残りとなった。森保監督は「E-1でいいプレーをしてくれていた選手はまだまだいるし、チーム全体でいい戦いができたと思っている」としつつも、「E-1後のチームでのパフォーマンスを見ていて、彼らがA代表のグループに入っていてもしっかりチームとして機能することができるというパフォーマンスを確認させてもらいながら、選ばせてもらった」と説明。「彼らがこのグループに入った時、試合でプレーすることがあれば自分のできること、そしてチームのためにできることを最大限思い切って出してほしい」と期待を寄せた。

(取材・文 竹内達也)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP