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キャプテンマークを託されたU-19日本代表MF山根陸…厳しい戦いの中で感じた成長

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U-19日本代表MF山根陸(横浜FM)

「AFC U-20アジア杯ウズベキスタン2023予選」(ラオス)を4戦全勝で終え、来年開催されるU-20アジア杯への出場を決めたU-19日本代表。キャプテンマークを託されたMF山根陸(横浜FM)が19日、リモートでのメディア対応に応じた。

 予選は中1日での4連戦。慣れないピッチコンディションや気候、ハードなスケジュールと厳しい環境での戦いとなった。しかし、初戦のラオス戦で4-0の勝利を収めて白星発進を成功させると、第2戦でグアムに9-0、第3戦でパレスチナに8-0の大勝。最終戦のイエメンには苦しめられたが、終盤にオウンゴールで先制すると、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

 4連勝での予選突破に「嬉しく思う」と安堵の表情を浮かべた山根は、「毎試合、少しずつ成長できている実感があった」と続けた。

「連携の部分や攻撃のときのコンビネーションなど、チームとして同じ絵を描けるシーンがだんだん増えてきた。個人個人のクオリティーが上がれば、さらに良いサッカーを表現できるシーンもある。課題も同じように見つかり、毎試合毎試合少しずつ改善されたことが成長だった」。4連戦の中でしっかりと手応えもつかんだようだ。

 来夏にはインドネシアでU-20W杯が開催される。「将来、海外と戦っていくためにも良い経験の場になるし、日本代表チームとしてW杯で一位をとることをずっと目標にしてきている。その目標に向かっていけばいくほど、自分たちも成長できると思う」。目標を達成するためには、アジアでの戦いを勝ち抜かなければならない。まずは来年開催されるU-20アジア杯(U-20W杯アジア最終予選)に向け、自チームで進化を続けていく。

●【特設】AFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選特集

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