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「あの景色は一生忘れない」4年前を思い出す浅野拓磨、ノイアーからのゴール奪取誓う

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日本代表FW浅野拓磨

 4年前、あと一歩のところで逃した夢舞台が近づいてきた。W杯初戦となる23日のドイツ戦を2日後に控え、日本代表FW浅野拓磨(ボーフム)は「近づいてきたけど、W杯の特別な感覚というのはまだ実感がない」としながらも、「試合が始まったら、やってきたことを全力で後先考えずにやりたい」と意気込んだ。

 19日の練習前には選手全員がユニフォーム姿で集合写真の撮影を行った。4年前のロシアW杯。最後の最後で落選し、バックアップメンバーとして初戦のコロンビア戦が終わるまでチームに帯同した浅野は登録メンバー23人での集合写真撮影に加われず、横のピッチでスタッフとボールを蹴っている姿があった。

 23人での撮影のあとに浅野を含めた24人での撮影という特別対応をチームとして取ったが、「4年前のあの景色、あの写真撮影は一生忘れることがないと思う」という悔しさを味わった。とはいえ、「今回、チームの一員として(集合写真の撮影に)入れたのは喜びを感じるけど、そんなことは忘れるぐらい試合に向けて集中している」と感傷に浸るつもりもない。

 開幕戦でカタールがエクアドルに0-2で敗れ、この日はイランがイングランドに2-6で惨敗した。アジア勢の苦戦が続く中、浅野は「恐れることはないし、他の試合は気にしていない」と力説する。

 ドイツのゴールを守るGKマヌエル・ノイアーからどう得点を奪うか。そのイメージを聞かれ、「僕が今、試合を想像して言えるのは思い切ってシュートを打つことだけ。そのとき、その瞬間にどういう判断をするか分からないけど、気持ちで押し込もうと思うし、思い切ってシュートを打って、ゴールを取りたい」とキッパリ。カタールの地でジャガーポーズを世界中に見せつけるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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