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ドイツ戦間に合った!! 冨安健洋がW杯デビューへ意気込み「平常心で臨めるようにしたい」

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日本代表DF冨安健洋(アーセナル)

 日本代表DF冨安健洋(アーセナル)がカタールW杯グループリーグ初戦のドイツ戦を2日後に控えた21日の非公開練習後、報道陣の取材に応じ、すでにチームの全体練習に合流していることを明かした。右太もも裏の負傷で別メニュー調整が続いた時期もあったが、「初戦には間に合うということだったので」と順調に回復し、ドイツ戦の出場も問題ないようだ。

 プレミアリーグで実績を積み重ねてきた頼れるセンターバックが、運命のカタールW杯初戦に間に合った。所属先のアーセナルで今月3日、UEFAヨーロッパリーグのチューリヒ戦で右太もも裏を痛めて途中交代。その後は公式戦2試合を欠場し、代表合流後も別メニュー調整が続いていた。

 それでも、合流後の取材対応では自身の状態について「問題ないし、大丈夫だと思う」と断言し、3選手がUAE・ドバイへの帯同を回避した17日の国際親善試合カナダ戦(●1-2)でもベンチ入り。日本サッカー協会(JFA)のフィジオセラピストの協力も得ながら慎重にリハビリを続け、W杯初戦に出場できる見込みが立った。

 日々プレミアリーグでプレーする冨安にとって、ドイツ代表という相手は恐るべき相手ではない。「もちろんリアリスティックにならないといけない時もある。どうしてもサッカーをしている以上は立場もあるのでバランスは試合ごとに変えていく必要がある」。そうチームの戦い方には慎重な見通しを述べつつも、「アーセナルでもレベルの高い中で練習からやっているのでいつもどおりやれれば」と自信を示した。

 24歳で臨む初めてのワールドカップだが、気持ちの整え方は心得ている。「平常心で臨めるようにしたいなと思っている。W杯に限らず日本代表のユニフォームを着て戦うだけで、勝手にモチベーションは上がる。そこをうまくコントロールして、勝手に上がってくるので高めすぎずというイメージでやれれば」。いまの日本で最も高いレベルでプレーしている男が世界の強敵に立ちはだかる。

(取材・文 竹内達也)

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