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久保建英も笑顔で登場…大阪入りした森保Jが25人でコロンビア戦前日練習

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MF久保建英(ソシエダ)は笑顔で姿を見せた

 日本代表は27日、大阪市に入り、ヨドコウ桜スタジアムでキリンチャレンジカップ・コロンビア戦の前日練習を行った。所属先での負傷が長引いたため、早朝にスコットランドへ帰国したFW前田大然(セルティック)を除く25選手全員が参加。公開された冒頭約20分間では全員がボール回し、ロングパスで体を動かしていた。

 森保一監督は練習に先立って行われた公式会見で「起用は基本的にウルグアイ戦のメンバーを中心にとは思うが、何人か変えていくことを考えている」とコメント。GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)の先発も明言しており、MF三笘薫(ブライトン)、DF板倉滉(ボルシアMG)ら主力選手はそのままピッチに立つとみられる。

 一方、合流日の21日に受けた新型コロナウイルス検査で陰性確認が取れず、25日の全体練習からようやく合流したMF久保建英(ソシエダ)については「コンディション的にチーム全体練習ができていない中でやってきているので、先発は難しいと思っている」(森保監督)と明らかにされた。前日練習ではMF堂安律(フライブルク)と明るい表情で話すなど、コンディションの不安は感じさせなかったが、コロンビア戦はベンチスタートになるという。

 日本代表は24日のウルグアイ戦で、両サイドバックが中央に絞ってビルドアップに関わる戦術をトライした。指揮官はコロンビア戦に向けて「ウルグアイ戦での成果と課題を抽出した中で戦うということで、継続してチャレンジしたい」と継続の意向を示す。

 その一方で「サッカーは局面の駆け引きのスポーツなので、やろうとするチャレンジポイントに加えて、相手との噛み合わせの中で、選手たちが局面で相手を上回っていけるように判断してもらえるようにしていければ」と述べ、柔軟な戦い方にも着手したい方針。コロンビア戦は初陣と同じベースを採用しつつも、改善・向上がテーマの一戦になりそうだ。

(取材・文 竹内達也)

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