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中村憲剛コーチらの高い要求に応えられるように…神村学園MF名和田我空「代表に必要とされる選手に」

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MF名和田我空

[4.30 練習試合 U-17日本代表候補 3-3 関東大学選抜 JFA夢フィールド]

 MF名和田我空(神村学園高)はU-17日本代表合宿最終日の関東大学選抜との練習試合(45分×2)で、1本目と2本目に先発。得点に絡むことこそなかったが、トップ下でプレーするなどして、中盤とのつなぎ役で存在感をみせた。

 鹿児島の強豪・神村学園の2年生エースも「得点を取れなかったのは悔やまれるところですが、ビルドアップで下がって組み立てるというところは、ボランチの選手ともいい話し合いが出来ていましたし、自分では今回の成果かなと思います」と充実した表情で振り返った。

 元日本代表コーチの高い要求に応えられる選手になっていくつもりだ。今回の合宿にはロールモデルコーチとして中村憲剛氏とゲストコーチとして大黒将志氏が帯同。名和田も2人と多くの話をしたという。「憲剛さんは、自分たちの技術があれば、足元にボール一個分のスペースがあれば通せると話していた」。

 ただ「こだわっていたけど、自分たちのレベルでは足りない」と思ったという。そして「この年代を代表して選ばれているので、こういう凄い選手だった人と話も出来ますし、いい経験になっている」とすると、「このあとアジア予選やW杯があるので、今年は結果が大事。代表に選ばれ続けるように、必要とされるような選手になりたいです」と更なる成長を誓った。

(取材・文 児玉幸洋)

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