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DFリーダーの板倉滉、新主将の遠藤航を「支えるというより一緒に引っ張っていく」

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日本代表DF板倉滉

 第2次森保ジャパンのチームキャプテンがMF遠藤航(シュツットガルト)に正式決定し、DFリーダーであり、新キャプテン候補でもあったDF板倉滉(ボルシアMG)は「全員がキャプテンの気持ちでやらないといけない」と、遠藤一人に頼りきりになるのではなく、選手一人ひとりがより高い意識とキャプテンシーを持つべきだと力説した。

 第2次森保ジャパン初陣となった3月24日のウルグアイ戦(△1-1)は遠藤がゲームキャプテンとして先発。続く3月28日のコロンビア戦(●1-2)は遠藤がベンチスタートとなったこともあり、板倉がキャプテンマークを巻いて先発したが、遠藤が後半開始から途中出場すると、キャプテンマークも板倉から遠藤へ渡った。

「自分だけの判断じゃなくて、監督にも聞いた」と、スタッフにも確認したうえでの行動だったようだが、「そこに意味はないというか、自分も中心になってやっていかないといけない責任感も生まれている」と、キャプテンマークを巻く、巻かないに関わらず、リーダーシップを発揮していくことに変わりはない。

「(遠藤)航くんを支えていくというより、一緒に引っ張っていく存在になりたい」。練習から盛り上げ役となり、積極的にチームメイトともコミュニケーションを取る板倉の存在は、ピッチ内外で高まっている。

(取材・文 西山紘平)

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