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三笘薫と居残り1vs1勝負!サイドバック挑戦中の相馬勇紀は三笘の同僚も参考に

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全体練習後に1対1で勝負するMF相馬勇紀(右)とMF三笘薫

 15日のエルサルバドル戦(○6-0)に後半開始から右サイドバックで途中出場した日本代表MF相馬勇紀(カサピア)は新たなポジションの習得に意欲的に取り組んでいる。大阪入り後初トレーニングとなった17日、クロスからのシュート練習では左サイドと右サイドの両方で供給役を務め、精度の高いキックを見せていた。

 これまでサイドハーフやウイングバックを主戦場とし、カサピアでは2シャドーの一角に入ることも多かった相馬だが、エルサルバドル戦後には「僕からも(森保一監督に)『いろいろなポジションにチャレンジしてみたいです』と言ったし、監督からも『いろいろなポジションをできるようになってほしい』と言われた」と、自ら新しいポジションへの挑戦を望んだことを明かしていた。

「1対1の対人は昔から自信を持っているし、持ち味でもある。目の前の相手に負けないこと、球際、ヘディングで負けないことが大事になる」と強調する一方、守備の部分では「まずは内に絞って守らないといけないし、絞るところとかは今も勉強中」と戦術理解を深めていっている。

 全体練習後には居残りでMF三笘薫と1対1を繰り返していた相馬。その勝敗に関しては「半々ぐらいでしたよ」と笑ったが、普段プレミアリーグでプレーする三笘からはさまざまな形で刺激を受けているようだ。

 ブライトンで三笘と縦関係を組むことが多いエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンについて「自分がサイドハーフで開いていて、サイドバックも開かれると嫌なこともある。エストゥピニャンは(三笘)薫が中に入ったタイミングで外に出たり、ボランチの横を取ったり、そういうところは参考になる」と指摘。三笘からは「(マンチェスター・シティのカイル・)ウォーカーが強いし、嫌な立ち方をすると。そういう話を聞いたりしている」そうで、情報収集にも余念がなかった。

(取材・文 西山紘平)

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