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「これはなかなかないパターン」堂安律が日本代表10番を告げられたエピソードに槙野智章氏が驚き

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日本代表の新10番を託されたMF堂安律

 日本代表のMF堂安律(フライブルク)が『ABEMAスポーツタイム』のインタビューに応じ、「日本代表の新10番をいつ誰に言われた?」という質問に答えた。

 堂安は日本代表の6月シリーズから背番号を「8」から「10」に変更。インタビューで10番に対する思いについて「誰からも認められて大事な時に日本を救えるような、そういう選手が10番をつけるべきだと思っているので。10番が似合うような男に成長させてくれる数字になるんだろうなと思いながらつけさせてもらっています」と語った。

 続けて「日本代表の新10番をいつ誰に言われた?」と問われると、「シーズン中に(日本)代表のマネージャーさんから伝えてもらって。普通の会話の時に言われたのに、急に緊張してきました」と告白。マネージャーとの何気ない会話の中で新10番を告げられ、すぐにその重みを感じたようだ。

 このインタビュー映像をスタジオで見ていた元日本代表DFの槙野智章氏は「今までいろんな背番号の誰が何をつけるかっていうのは、歴代の監督とかが決めるんで。普通は」と説明し、「でも今回の森保ジャパン、森保さんはマネージャーさんを含めていろんな…監督じゃなくてチームマネージャーが決めてるんで。なかなかないパターンです、これは」と驚きを示した。

 また、槙野氏は自身が日本代表だった頃の背番号について「僕らは話し合いです。『何番つけたい?』みたいな。『何番つけたい?』って言って、かぶった人と話し合って、その話し合いが折り合いつかなかったらジャンケン」と振り返り、当時のエピソードを明かしている。

「僕ね、『10番つけたい』って言ったんですよ。そしたら香川選手も10番をつけたいって言うんで。で、香川選手が10番をつけたいっていう思いがものすごい刺さって僕に。絶対これ俺がつけるより香川選手がつけた方がいいと思って譲りました」

 MF香川真司(現C大阪)との話し合いの末、最終的に10番ではなく20番をつけることが決まった槙野氏は「10を2倍にしたら20だなと。10番の気持ちで戦おうと」と、その理由を語った。


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