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初戦快勝のU-22日本代表は先発メンバー以外+GK彩艶の12人が練習、9日パレスチナ戦への調整行う

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DF木村誠二(FC東京)

 U23アジア杯予選の初戦・パキスタン戦で勝利を収めたU-22日本代表は7日、試合翌日の練習を行った。パキスタン戦の先発メンバー10人がホテルで調整。残るメンバー12人が9日のパレスチナ戦に備えて練習を行った。

 7日の練習に参加したのは12人。GK野澤大志ブランドン(FC東京)は引き続き体調不良で、回復を待つ状態。パキスタン戦先発のGK鈴木彩艶(シントトロイデン)が練習参加し、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)とGK練習を行った。フィールドプレーヤーはDF木村誠二(FC東京)、DF畑大雅(湘南)、DF高井幸大(川崎F)、DF中野伸哉(G大阪)、MF平河悠(町田)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、MF山本理仁(シントトロイデン)、MF川崎颯太(京都)、MF小田裕太郎(ハーツ)、FW藤尾翔太(町田)。鈴木彩は30分ほどの軽めの調整で早めに練習を切り上げた。

 練習は午後7時15分からスタートし、約30分でストレッチやボールを使ったウォーミングアップを行った。その後は、守備3人+攻撃4人にプレスバックの守備1人を加えた攻守の切り替えの練習。最後にはビルドアップからフィニッシュまでの練習を行い、各ポジションに配置された選手たちが後方からインサイドハーフ、またはウイングを経由してクロスを上げ、ゴールを決めるまでの一連の流れを繰り返した。

 ビルドアップの練習のフォーメーションは4-3-3。CBは高井と木村、左SBが中野、右SBが畑。アンカーに川崎、左インサイドハーフに鈴木唯、右インサイドハーフに山本を配置。左ウイングに平河、右ウイングに小田、1トップに藤尾が入った。練習は1時間10分で終了した。

 7日の初戦で勝利した日本は、9日の第2戦でパレスチナと、12日の第3戦でバーレーンと対戦。11組のグループリーグを戦い、各組首位と各組2位の成績上位4チームが来年4月にカタールで行われるU23アジア杯に出場できる。さらにその大会で上位3チームに入ればパリ五輪出場が決定する(4位の場合アフリカとのプレーオフに回る)。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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