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FW高岡伶颯が豪快決勝弾!! 後半リズム生み出したU-17日本代表、ポーランド撃破でU-17W杯白星発進!!

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豪快な決勝弾を叩き込んだFW高岡伶颯(日章学園高)が歓喜の疾走

[11.11 U-17W杯GL第1節 U-17日本 1-0 U-17ポーランド]

 FIFA U-17 ワールドカップ インドネシア 2023は11日、グループリーグ第1節を開催。グループDに入るU-17日本代表はU-17ポーランド代表と対戦し、1-0の勝利を収めて白星スタートを成功させた。日本は14日の第2節でアルゼンチン、17日の第3節でセネガルと対戦する。

 日本は4-4-2のシステムを採用し、GKに後藤亘(FC東京U-18)、最終ラインは右からDF松本遥翔(鹿島ユース)、DF本多康太郎(湘南U-18)、DF土屋櫂大(川崎F U-18)、DF小杉啓太(湘南U-18)を配置。ボランチにMF永野修都(FC東京U-18)とMF中島洋太朗(広島ユース)を並べ、サイドハーフは右にMF名和田我空(神村学園高)、左にMF吉永夢希(神村学園高)、最前線にはFW井上愛簾(広島ユース)とFW徳田誉(鹿島ユース)が入った。

 立ち上がりの前半8分、日本に決定機が訪れる。自陣から送られたロングボールで抜け出した井上が相手GKと1対1を迎えるが、右足から放ったシュートはゴール右に外れてしまう。さらに27分には左サイドから運んだ小杉のパスを受けた井上が左足で狙ったものの、枠を捉え切れなかった。

 前半の中盤以降はポーランドに押し込まれる時間帯が増え、ゴールに迫られる場面を作られながらも守護神の後藤、2CBの本多、土屋ら守備陣の奮闘もあって決定機は作らせず。しかし、日本もボール奪取後に効果的な攻撃へとつなげられず、0-0のまま前半を折り返すこととなった。

 後半を迎えると日本は永野に代えてMF山本丈偉(東京Vユース)を投入。7分には右サイドの松本が粘って運んでクロスを送ると、井上の落としに反応した徳田がフィニッシュ。15分には徳田のパスを受けてPA内に持ち込んだ井上が左足シュートを放つなど、日本がリズムをつかんでゴールを脅かす場面を作り出していく。

 後半途中から雨あしが強くなる中、20分には日本に決定機。小杉の縦パスからPA内に侵入した井上が対面した相手をかわし、至近距離からシュートを放つ。好反応を見せた相手GKに阻まれたこぼれ球を井上自身が狙うが、これもGKにストップされてネットを揺らすには至らなかった。

 さらに雨あしが強くなると24分に中断。両チームの選手たちは一度ロッカールームへと引き上げた。約18分間の中断を経て試合が再開されると、日本は徳田と名和田に代え、FW道脇豊(熊本)とFW高岡伶颯(日章学園高)をピッチへと送り込んだ。

 29分にはFKの流れから高岡が右足のシュートを放ち、30分には吉永のグラウンダーのクロスに道脇が飛び込む。日本が攻勢をかけると31分、ついにポーランドゴールをこじ開ける。道脇の落としを受けた高岡が左足を振り抜くと、勢いよく飛び出したボールがゴールネットに突き刺さってスコアを1-0とした。

 36分には井上に代えてMF佐藤龍之介(FC東京U-18)を投入。終盤のポーランドの決定機を後藤が好セーブで阻むなど得点を許さずに試合を進め、90+3分には松本に代えてDF柴田翔太郎(川崎F U-18)をピッチへと送り込んだ。日本はそのまま逃げ切り、大事な初戦を1-0の完封勝利でモノにした。
●U-17ワールドカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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