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負傷者相次ぐ森保JがW杯予選初陣へ13人で合宿スタート、初招集MF佐野海舟も合流

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初招集MF佐野海舟(鹿島)

 日本代表は13日、北中米ワールドカップアジア2次予選・ミャンマー戦(17日・パナスタ)に向け、大阪市内で始動した。初日のトレーニングには13人が参加。初招集のMF佐野海舟(鹿島)ら5選手がボールを使ったメニューに入り、MF伊東純也(スタッド・ランス)、DF冨安健洋(アーセナル)ら8選手はリカバリーメニューで軽めに汗を流した。

 2026年夏の北中米W杯を目指す森保ジャパンは、度重なるアクシデントに見舞われながらW杯予選の初陣を迎える。第2次森保ジャパンで継続的に招集されていたDF板倉滉(ボルシアMG)、DF旗手怜央(セルティック)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)は今回、負傷離脱中のため招集できず、8日に発表されたメンバー26人からもFW古橋亨梧(セルティック)、FW前田大然(同)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)、MF伊藤敦樹(浦和)が負傷のため招集を辞退。いずれも第2次森保ジャパン初参加の佐野、DF渡辺剛(ゲント)、FW細谷真大(柏)の3選手が追加招集された。

 加えて初日の練習では所属クラブのリーグ戦を終えて帰国中の欧州組12選手が不参加。13選手で行われることになった。

 所属クラブのリーグ戦から間隔が空いたGK大迫敬介(広島)、GK鈴木彩艶(シントトロイデン)、MF相馬勇紀(カサピア)、佐野、細谷の5選手はボールを使ったメニューに取り組んだ一方、冨安、伊東、GK前川黛也(神戸)、DF中山雄太(ハダースフィールド)、DF毎熊晟矢(C大阪)、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)、FW浅野拓磨(ボーフム)、MF南野拓実(モナコ)の8選手はランニングなどリカバリーメニューにとどめた。

 残る欧州組12選手は所属先のリーグ戦を終えて順次帰国しており、14日のトレーニングから合流予定だが、全員が揃った後はわずか2日間の準備期間でミャンマー戦に備える形。昨年末のカタールW杯を経て、史上初めて体制変更を行わずに次のW杯へと向かう第2次森保ジャパンだが、さっそく選手層の厚みが試されることになりそうだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集
竹内達也
Text by 竹内達也

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