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“パリ世代”U-22日本代表は26名全員で静岡合宿3日目…今遠征初の11対11も実施、18日のアルゼンチン戦に準備進む

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静岡で合宿を行うU-22日本代表

 18日にIAIスタジアム日本平で行われるU-22アルゼンチン戦を控えるU-22日本代表は15日、静岡県御前崎市内で合宿3日目を行った。前日に続いて26人全員がピッチで汗を流した。

 スタート時間より早く練習場に現れたメンバーは、予定時刻の10分前から練習を開始した。GK陣3人はGKメニューをこなし、フィールドプレーヤー23人はウォーミングアップや体幹トレーニングなどを行う。パス&コントロールや鳥かごを終えると、DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)は3日連続で別メニューに移った。

 その後はGK陣3人も含めて25人で攻守に分かれて戦術練習へ。最後にはピッチを小さく区切った中で11対11に分かれて実戦形式の練習を行った。

 ビブス無しチームはGKが野澤大志ブランドン(FC東京)と佐々木雅士(柏)で交代しながら進める。4バックは左からDF大畑歩夢(浦和)、DF木村誠二(FC東京)、DF鈴木海音(磐田)、DF半田陸(G大阪)。アンカーにMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、左インサイドハーフにFW植中朝日(横浜FM)、右インサイドハーフにMF山本理仁(シントトロイデン)。左ウイングにMF佐藤恵允(ブレーメン)、右ウイングにMF三戸舜介(新潟)、1トップにFW福田師王(ボルシアMG)が入った。

 ビブス有りチームはGKが藤田和輝(栃木)。4バックは左からDF畑大雅(湘南)、DF山崎大地(広島)、DF西尾隆矢(C大阪)、DF内野貴史(デュッセルドルフ)。アンカーにMF川崎颯太(京都)、左インサイドハーフにMF鈴木唯人(ブレンビー)、右インサイドハーフにMF松木玖生(FC東京)。左ウイングにMF松村優太(鹿島)、右ウイングにMF山田楓喜(京都)。1トップにFW小田裕太郎(ハーツ)を置いた。

 2試合目はビブス無しチームに佐々木が入り、ビブス有りチームにGK野澤と藤田が入る。また、ビブス無しチームは三戸に代わってMF近藤友喜(横浜FC)が右ウイングに配置される。ビブス有りチームは川崎を下げ、MF福井太智(バイエルン)がアンカーに入った。

 両チームに常連組や新戦力、直近まで試合に出場した選手、合流が遅れた選手などが均等に分かれており、18日アルゼンチン戦の先発組、控え組という意味合いの可能性は低い。実戦形式は30分弱で終わり、その後はそれぞれのポジションに分かれて練習を行い、1時間半ですべての練習は終わった。

 実戦練習の布陣は以下のとおり

【1本目】
▼ビブス無し
   福田
佐藤    三戸
  植中 山本
   藤田譲
大畑 木村 鈴木海 半田
  野澤(佐々木)

▼ビブス有り
   小田
松村    山田
  鈴木唯 松木
   川崎
畑 山崎 西尾 内野
   藤田和

【2本目】
▼ビブス無し
   福田
佐藤    近藤
  植中 山本
   藤田譲
大畑 木村 鈴木海 半田
   佐々木

▼ビブス有り
   小田
松村    山田
  鈴木唯 松木
   福井
畑 山崎 西尾 内野
  野澤(藤田和)

(取材・文 石川祐介)
石川祐介
Text by 石川祐介

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