beacon

U-22日本代表MF藤田譲瑠チマが金髪から丸刈りに変身、元同僚・横浜FM植中の追加招集に「いつか呼ばれると思っていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)

 約4か月ぶりに日本でプレーをする。今夏に海外移籍をしたMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)はU-22日本代表として18日にU-22アルゼンチン代表戦へ。「(U-22日本代表が)ちゃんと観客の人に見てもらうのは初めて。恥ずかしくないプレーをしたい。うまく結果に結びつけて、この代もいいところまで行くんじゃないかと期待を持たれるようなサッカーができれば」と意気込みを語った。

 金色長髪から丸刈りになった。合流するために帰国すると行きつけの美容師に切ってもらった。上が10mmでサイド側は1mmというチョイスだ。

 心境の変化は「全然ないですね(笑)。いつも気合い入れて頑張りたいなと思ってるので」とマイペース。「(長髪は)シャンプーとかもめんどくさかったのでちょっとやめました。スッキリしようかなと。(海外の美容師が)ハサミを持ってないので。バリカンしか持ってない。このままこの短さを保とうかなと思う」とニューヘアーはしっくりきているようだ。

 10月のアメリカ遠征ではU-22アメリカ代表に1-4で大敗を喫した。これまではアジアや欧州勢との対戦が多かった中で、北米勢の感覚を味わった。「スピード感やフィジカルの強さを経験して、個人としてもすごく悔しい結果に終わってしまった」。18日にはU-22アルゼンチン代表と対戦。「厳しい戦いになると思う。だけど、前回の経験を生かしてうまく戦えたらいいなという気持ち」とチームとして初の南米勢との対戦に気を引き締めていた。

 前日にはFW細谷真大がA代表に招集され、横浜F・マリノスでチームメイトだったFW植中朝日が追加招集された。ともにやっていたからこそ驚きはないという。

「ちょうどシント(トロイデン)の日本人選手と植中は呼ばれないのかという話をしていたところだった。いつか呼ばれるんではないかと自分では思っていた」(藤田)。その実力はU-22日本代表として見込んでいたようだ。植中の合流直後にはともにランニングをして再会を喜び合っていた。

(取材・文 石川祐介)
石川祐介
Text by 石川祐介

TOP