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FW高岡伶颯が爆発!! 2発&3戦連発でGL突破へと導く…セネガル撃破のU-17日本代表、自力でU-17W杯決勝T進出!!

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2ゴールを奪ったFW高岡伶颯(日章学園高)

[11.17 U-17W杯GL第3節 U-17日本 2-0 U-17セネガル]

 FIFA U-17 ワールドカップ インドネシア 2023は17日、グループリーグ第3節を開催。グループDに入るU-17日本代表はU-17セネガル代表と対戦し、FW高岡伶颯(日章学園高)の2ゴールで2-0の完封勝利を収め、自力で決勝トーナメント進出を決めた。

 日本は14日のアルゼンチン戦(●1-3)から先発3人を変更。4-4-2のシステムを採用し、GKに後藤亘(FC東京U-18)、最終ラインは右からDF柴田翔太郎(川崎F U-18)、DF本多康太郎(湘南U-18)、DF土屋櫂大(川崎F U-18)、DF小杉啓太(湘南U-18)を配置。ボランチにMF矢田龍之介(清水ユース)とMF中島洋太朗(広島ユース)を並べ、サイドハーフは右に佐藤龍之介(FC東京)、左にMF吉永夢希(神村学園高)、最前線にはFW井上愛簾(広島ユース)とFW徳田誉(鹿島ユース)が入った。

 第2節終了時点で1勝1敗の勝ち点3で3位の日本。各組3位の上位4チームが決勝トーナメントへと駒を進めることもあり、セネガル戦を引き分け以上で終われば、自力でグループリーグ突破を決める状況で最終節を迎えた。

 2連勝ですでに決勝トーナメント進出を決めているセネガルに序盤からフィニッシュまで持ち込まれる場面を作られ、ミドルレンジからも枠を捉えるシュートを放たれるが、後藤がきっちり処理してゴールは許さず。

 なかなか攻撃の形を作れない日本は33分、佐藤がミドルシュートを狙うもゴール左に外れる。セネガルの2選手が負傷交代するアクシデントが発生した前半は、アディショナルタイムの9分を含めてスコアは動かずに0-0のまま折り返した。

 後半8分にはセネガルにゴールを脅かされるが、FWクレイトン・ディアンディの枠を捉えるシュートは横っ飛びした後藤が弾き出して難を逃れる。

 10分には日本ベンチが動き、徳田と矢田に代えてFW高岡伶颯(日章学園高)とMF山本丈偉(東京Vユース)をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。すると、17分、右サイドを突破した柴田のクロスに飛び込んだ高岡がヘディングで叩き込み、日本が先制に成功。初戦ポーランド戦で決勝ゴールを奪ってチームを救った高岡は、3試合連続ゴールを記録することとなった。

 さらに27分には相手バックパスに詰めた高岡がGKからボールを奪い取ってゴールへと流し込み、リードを2点差に広げた。日本は33分に井上と中島に代えてFW道脇豊(熊本)とDF松本遥翔(鹿島ユース)を投入。松本が右サイドバックに入ると、柴田が一列前に上がり、佐藤がボランチにポジションを移した。

 アディショナルタイムには吉永に代えてMF川村楽人(東京Vユース)をピッチへと送り込む。その後、日本に追加点こそ生まれなかったものの、セネガルの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。日本はグループ3位で決勝トーナメントに進出することとなった。
●U-17ワールドカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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