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練習後の”裏技”動画が話題の久保建英「あれはアリなんで。ちゃんと書いといてください」

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MF久保建英(ソシエダ)

 北中米ワールドカップアジア2次予選・シリア戦(21日)を控える日本代表のMF久保建英(ソシエダ)が19日、サウジアラビア・ジッダでの練習後に報道陣の取材に応じ、SNS上で大きな注目を集めた「テックボール」のプレー動画に言及した。

 話題となった動画は、前日18日の練習後の光景を収めたもの。久保とMF田中碧、DF中山雄太とMF相馬勇紀がそれぞれチームを組み、サッカーと卓球を組み合わせた「テックボール」で対戦していた際、久保はラスト1点となったところで突然テーブルの上に立ち、台上からのキックで決勝点を決めていた。

 久保が繰り出したまさかの“裏技”に対し、対戦相手の中山も「知らないルールある」と爆笑するのみ。怪我のリスクを見兼ねたコーチの制止もあり、ゲームはここで終了となったが、この光景を収めた動画がSNSや動画サイトに投稿されると、「面白すぎる」「脳筋(力技で物事を進めることを表すネットスラング)」などといった反応が殺到していた。

 そういったコメントは久保のもとにも届いていた様子。だが、ルール違反を指摘する声も多かったようで、19日の取材対応の終了間際、久保は報道陣に向かって熱く訴えかけた。

「ルール的に全然ありなんですけどね。みんながルールを知らないだけで。あれは全然乗っていいんですよ。ちゃんと書いといてください。お願いします。俺が間違っているみたいになってるんですけど、あれはアリなんで。ちゃんとルールに則ってプレーしてるんで、そこのところよろしくお願いします」

 流れる口調で自身の主張を言い残し、軽やかにロッカールームに引き上げていった。

(取材・文 竹内達也)
竹内達也
Text by 竹内達也

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