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スペイン人監督率いるイラクを警戒、中山雄太「オーガナイズされている」「5バックも4バックもどちらもできる」

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日本代表DF中山雄太

 14日のベトナム戦(○4-2)は試合前日に全体練習に復帰したばかりとあってベンチ外だった日本代表DF中山雄太(ハダースフィールド)だが、19日のイラク戦に向けて順調に調整を進めている。

 グループリーグ第2戦の相手となるイラクも初戦でインドネシアを3-1で破っており、勝てばグループリーグ突破が決まる首位攻防戦になる。22年11月からスペイン人のヘスス・カサス監督が率いるイラクについて中山は「スペイン人監督になって、非常にオーガナイズされている印象がある。しっかりサッカーをしてくる」と指摘した。

「(イラクは日本の)ベトナム戦を見て、気持ち的に日本に対して(しっかりボールを保持する)サッカーをしてもやれるという自信を持ってくると思う」。そう警戒しながらも、「引かれるよりはやりやすいけど、ベトナムの選手より身体能力、スピード、強さがある」と、局面局面の戦いはより激しくなりそうだ。

 インドネシア戦は4-2-3-1だったイラクだが、5バックのベトナムを攻めあぐねた日本を分析し、5バックを採用する可能性もある。「イラクは5バックも4バックもどちらもできる。それに合わせて自分たちで変えていければ」と、どちらも想定した準備を進めているようだ。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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