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反撃及ばず…逃げ切られた日本、後半から出場のDF冨安健洋「最低引き分けまで持って行きたかった」

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日本代表DF冨安健洋

[1.19 アジア杯グループD第2節 日本 1-2 イラク エデュケーション]

 最後は押し込む時間帯が続いた。しかし、追い付くことができなかった。日本代表DF冨安健洋は「かなり悔しい結果になりました」と試合後のフラッシュインタビューで唇を噛んだ。

 試合開始早々の前半5分にイラクに先制点を献上すると、アディショナルタイムにも失点して前半で2点のビハインドを背負ってしまう。すると、ベンチスタートとなっていた冨安は、後半開始からピッチへと送り込まれた。

「2点差で追い掛ける状況だったので、できる限り高い位置でボールを持てるようにと意識して入った」。本職の守備で身体を張るだけでなく、高い位置で組み立てに絡むなど何とかイラクゴールをこじ開けようとする。しかし、得点は後半アディショナルタイムに生まれたMF遠藤航の1点のみ。1-2で敗れたチームは今大会初黒星を喫し、国際Aマッチでの連勝は10でストップした。

「最低引き分けまで持って行きたかった。そういう意味でチャンスもあったし、かなり悔しい結果になりました」

 だが、下を向いている暇はない。24日には第3節インドネシア戦を迎える。「しっかりとまずは勝って、GL通過を決めないといけない」と気を引き締め直すと、「ここでバラバラにならずに、それぞれ意見を出して話し合い、最終的にこの負けがあって良かったと言えるようにやっていきたい」と前を向いた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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