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三笘薫がインドネシア戦前日練習も欠席、3戦連続ベンチ外へ

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前日練習を行った日本代表

 アジアカップを戦う日本代表は23日、カタール・ドーハの練習施設で、グループリーグ第3節インドネシア戦(24日、アルトゥママ)の前日練習を行った。冒頭15分間が報道陣に公開され、MF三笘薫(ブライトン)とGK野澤大志ブランドン(FC東京)が室内で別メニュー調整。24人で全体練習を行った。

 左足首の負傷でリハビリを続けていた三笘は22日から練習場に姿を見せておらず、インドネシア戦でベンチ入りメンバーから外れる見込み。合流当初は「回復次第だけど予選リーグ(グループリーグ)の中で入れればベスト」と復帰の見通しを話していたが、コンディションが思わしくないとみられ、復帰は決勝トーナメント以降にずれ込むことになった。

 ここまで1勝1敗の日本はすでにグループ首位通過の可能性は消えており、インドネシア戦は引き分け以上で2位でのグループリーグ突破が決まるという重要な一戦。左ふくらはぎや足首の負傷の影響でベンチスタートが続き、イラク戦(◯4-2)で後半45分間プレーしていたDF冨安健洋(アーセナル)がフルメニュー合流しており、初先発が濃厚となっている。

 23日に行われる他グループの結果次第では、同日中に「各組3位の上位4チーム」というグループリーグ突破条件を満たす可能性があり、所属クラブのリーグ戦から疲労が蓄積しているメンバーは温存して臨む選択もありそうだ。

 対戦相手のインドネシアのFIFAランキングは146位(日本は17位)。過去の通算対戦成績は日本の10勝2分6敗だが、対戦するのは日本が5-0で勝利した1989年6月11日のイタリアW杯予選以来となる。35年ぶりの対戦で勝利し、自力でグループリーグ突破を決めたいところだ。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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