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PK失敗でU-20W杯逃した過去…北朝鮮に10年前のリベンジ誓う南野拓実「次やるときは絶対に勝つと思った」

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日本代表MF南野拓実

 10年前のリベンジを誓った。日本代表MF南野拓実(モナコ)は21日のW杯アジア2次予選・北朝鮮戦(国立)を翌日に控え、個人的な思いを打ち明けた。

「アンダー代表で北朝鮮に負けて悔しい思いをしている」。14年10月17日にミャンマーで行われたAFC U-19選手権準々決勝。勝てばU-20W杯出場が決まる一戦で北朝鮮と対戦した日本は南野のPKで追いつくも1-1のままPK戦に突入し、5人目の南野がGKに止められ、PK4-5で敗れた。

 U-20W杯出場を逃す痛恨の敗戦に「負けたとき、次やるときは絶対に勝つと思った。いいモチベーションになっているかもしれない」と、10年越しの再戦に闘志を燃やした。

「リベンジじゃないけど、アジアカップで負けたのあとの第1戦でもあるし、しかもホーム。僕らの強さであったり、アジアカップがあったうえでどういうリアクションをするかを見せないといけない。いい試合をするために、いい準備をしたい」

 アジアカップで日本が敗れたイラク戦、イラン戦の映像は相手も分析しているはず。「愚直にロングボール、フィジカルで勝負してくる相手にチームとしてどう戦うか。明日もそういう風にやってくるかもしれないし、そこに上手く対応したい」と意気込む。

 ホームゲームの5日後には敵地・平壌で対戦する。「不気味というか、サッカーだけに集中できる環境ではないかもしれない。2戦トータルで考えるより、この一戦を決勝のつもりで戦いたい」と目の前の一戦に必勝を誓った。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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