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「戦いたい。試合がしたい」長友は試合開催を熱望も…3・26北朝鮮戦の中止が決定、代表チームも解散

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日本代表DF長友佑都

 選手として試合の開催を熱望していた。26日に平壌で開催予定だった北朝鮮戦は試合5日前に開催地が白紙となり、その翌日に試合自体の中止が決定。日本代表は22日も千葉市内でトレーニングを行ったが、練習後にチームの解散が決まった。

 練習後、まだチームの解散が決定する前に報道陣の取材に応じたDF長友佑都(FC東京)は「戦いたいです。試合がしたいです」と、選手としての思いを打ち明けていた。カタールW杯以来の代表復帰。37歳で戻ってきた日本代表は刺激的な毎日だった。

「若いときの感覚が戻ってきているというか、体の細胞、神経が戻ってきた。20代後半ぐらいの感覚」とまで表現。前代未聞の事態にも「初めて。だから楽しいですよ。日本代表15年の中でまた新しい経験ができる。こんなに幸せなことはない」とポジティブに捉えていたが、ピッチ上でプレーを見せる機会のないまま代表活動が終わったのは無念だったに違いない。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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