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[五輪最終予選]U-23日本代表、19日の練習後の選手コメント

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 22日にロンドン五輪アジア最終予選第5戦でマレーシアと対戦するU-23日本代表は19日、事前キャンプ地のシンガポールで2時間余りの練習を行った。

以下、練習後の選手コメント

●MF原口元気(浦和)
―右足首は? 暑さには慣れてきた?
「昨日、ひねったけど、大丈夫です。暑さは、昨日はそうでもなかったけど、今日はきつかった。散歩とか、クーラーを切るとか、考えないといけないかなと思う」
―大津選手が来られなくなったが?
「大きな戦力だと思うけど、でも、そうなったからにはいる選手でやらないといけない。いる選手でできると信じている」
―マレーシア戦はホームでやったとき、2-0だった。今回の戦いのイメージは?
「しっかりチャンスをつくっていくのは変わらない。点が欲しいからといってどんどん打てというイメージではない。強引はダメ。でも、チャンスをつくるだけでは意味がない。チャンスの質を上げていきたい。このチームは年齢が近くて(感覚が)合う。その中で合わせながらも、自分の特徴をうまく組み合わせることが大事」

●FW永井謙佑(名古屋)
「点を取らないと厳しくなる。ゴールを目指していく。出し手とのコミュニケーションをしっかり取っていきたい」
―大量点を意識する?
「大量点の意識はするけど、かといって守備をおろそかにすると自分たちで苦しくなる」
―大津選手が来られなくなったが?
「残念ですが、そういう人たちの分の気持ちを持ってやりたい」
―マレーシアのイメージは?
「引いてくるイメージ。早めに点を取って自分たちの流れに持っていきたい」
―右サイドになりそうだが?
「チームでもやっているから大丈夫です」

●MF扇原貴宏(C大阪)
―最後にミドルシュートの練習をしていたが?
「全員がシュートの意識を持つことが大切。この位置からシュートが入れば大きな1点になる。思い切りの良さが大切」
―試合のイメージは?
「攻撃の起点になるパスを出したい。隙があれば縦パスも狙う。縦パスを入れれば相手が中央に集まるので、そこでサイドに散らしたりしたい」

●DF濱田水輝(浦和)
―シュート練習をやっていたが?
「DF陣が打つことはあまりない。練習もめずらしい。毎回決めてやろうという気にはなかなかならないけど、それがダメだと思う。集中してやりたい。コーチには強く蹴るようにアドバイスされた。インパクトを強く、曲げるのではなくストレートを意識して蹴る。シリア戦もそうだったけど、思い切って蹴ることが大事」
―どれくらいのスコアをイメージしている?
「ノルマとして、まず守備ではゼロに抑えること。得点は3。完璧にできたら5点。最低でも3点は欲しいです」
―前回はロングボールになってしまったが?
「セーフティーにやりすぎた。今度はつなぐことを意識してやりたい」
―山田直輝選手から何か言われた?
「頑張ってこいと。それと、点を決めるようにと言われた」

●GK権田修一(F東京)
「もう別に、シリア戦のことは関係ないと思って、次の試合に必要な練習をしている。ネガティブになりそうな要素はあるけど、どれも大事な試合。悲壮感はそんなにない」
―ここのピッチはマレーシア戦の会場と似ているそうだが?
「グラウンドに関しては、ピッチコンディションはいいと思ってやるつもり。こないだの試合は、前の選手はパスが来なくてストレスを感じたと思うし、後ろはピッチが悪いと思ってナーバスになっていた。そこの意識を統一して、同じ方向を向いてやりたい」

(取材・文 矢内由美子)

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