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長友が宮市のサポートを約束

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 インテルへ移籍して1年1か月が経過したDF長友佑都(インテル)が、若手のサポート役を買って出た。

「代表での役割やプレッシャーはインテルとは質が違うけど、ただ、若い選手がどんどん入ってきているので、僕が俊さん(中村俊輔)や先輩方に支えられてきたように、若手を支えていけるようなにしたい。宮市くんが(左サイドの)前に入ることもあると思うので、ガッツリと思い切り行ってほしいと思うし、生かしてあげられるようなプレイヤーにならないといけないと思う」

 長友と言えば岡田武史監督時代に代表入りした際、当時スコットランドでプレーしていた中村俊輔(横浜FM)の薫陶を受け、世界で戦うための意識の持ち方や技術を教わりながら成長していった選手。当時は若手だったが、今では完全な中心選手になっており、「若手が海外でプレーすることで経験を積んで、チームにも経験をもたらすことができる」と力を込める。

 時差ボケ対策も一つ上のレベルに上がってきている。「メンタルと頭のバランスをうまくコントロールして、疲れを取りたい。こういうスケジュールの試合は今後もある」と言う。

 所属のインテルは、26日のセリエA・ナポリ戦に敗れて泥沼の4連敗。長友は先発フル出場したが全体的に精細を欠き、守っては今季初のイエローカードを受けてしまった。ザックジャパンで自分自身の流れを変えてイタリアに戻るためにも、ウズベキスタン戦でひと味違うレベルのプレーを見せて勝ちたいところだ。

(取材・文 矢内由美子)

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