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U-23代表・山口「予選は通過点でしかない」

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 12日、都内でロンドン五輪アジア最終予選・バーレーン戦(14日、国立)に向けた練習を行ったU-23日本代表。

 合流初日の練習を腹痛で欠席したMF山口螢は「もう問題ないです。(U-23代表は)良い選手が多いから、早く試合がしたい」と、コンディションが万全であることを強調した。

 昨年、9月から始まった最終予選もいよいよ残すところ、あと1戦。だが、この試合が「チームの集大成ではない」と話す。

「オリンピックに出て、結果を残したら集大成だと思うんですよね。ここは、まだ通過点です。シリア戦では相手に合わせてああいう結果(●0-2)になってしまった。相手に合わせると、ああいう結果になるから、自分たちのサッカーをどれだけ出せるかが、大事だと思う」

 バーレーン戦は、FW大迫勇也が出場停止。最前線でボールを収めていたポストプレーヤーの不在をどう補うか。ポイントになるのはサイド攻撃だと話す。

「サイド攻撃が多くなると思います。キヨ(清武)、大津、(原口)元気がいればサイドでタメができるので、そこにボールを振ることを意識したい。アジアで戦ってきたことで、自分たちでゲームの中で声を掛け合って修正できるようになったと思います」

 最終戦で軸になっていたFWがいない中でも、結果を残す。新たな攻撃パターンができれば、それは集大成になるべきロンドン五輪でも、日本の武器となる。


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