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キローラン木鈴がJ初ゴール!北九州は栃木と引き分け

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[6.13 J2第19節 北九州1-1栃木 本城]

 北九州市立本城陸上競技場(福岡)で行われたJ2第19節の14位・ギラヴァンツ北九州対12位の栃木SC戦は、北九州がCBキローラン木鈴のJ初ゴールで先制したが、栃木はMF高木和正のゴールで追いつき、1-1で引き分けた。

 前節、福岡との福岡ダービーを0-1で落とした北九州だが、前線にFW端戸仁、FW池元友樹、FW常盤聡を並べるなど同じスターティングイレブンでの4-3-3システム。一方、2連敗中の栃木は4バックのうち、DF宇佐美宏和を除く3選手を前節から入れ替え、山形辰徳當間建文菅和範が先発した。

 先制したのは北九州だった。前半24分、中央からMF安田晃大へ展開したキローラン木鈴が、PAまで走り切り、安田の右クロスをダイビングヘッド。東京Vから期限付き移籍中の20歳CBが公式戦初ゴールを叩き込んだ。だが栃木は39分、ショートカウンターからFW廣瀬浩二のパスを受けた高木が、左サイドからゴール右隅へグラウンダーの左足ミドルを叩き込んで同点に追いつく。

 ハーフタイムに三浦泰年監督から「後半立ち上がりからフルパワーで行こう。勝ちにこだわる事」とメッセージを受けた北九州は、勝ち越しゴールを目指して栃木ゴールへ迫った。だが常盤の左足シュートなど後半放った8本のシュートも実らず。栃木は後半開始直後に右サイドを崩して迎えた決定機などを活かすことができなかったものの、後半33分に宇佐美が一発退場になりながらも10人で相手の攻撃を弾き返し、アウェーで“最低限”の勝ち点1を獲得した。

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