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徳島は富山に完封勝利、衛藤「身体を張って守った結果」

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[6.13 J2第19節 富山0-1徳島 富山]

 16位徳島ヴォルティスは敵地で19位カターレ富山と対戦し、1-0で勝利した。MF衛藤裕の得点を守り切っての完封勝利。2戦ぶりの白星獲得で15位へ順位を上げた。

 試合後、決勝点を決めた衛藤は「最後はしんどかったが、みんなで身体を張って守った結果だと思う」と自らのゴールよりも完封勝利に胸を張った。

 衛藤の決勝弾が生まれたのは後半12分だった。左サイドからDF那須川将大が攻め上がる。ゴールライン際で粘ると、倒れ込みながらも必死に中央へ折り返した。これを受けた衛藤がシュート。「自分は押し込んだだけ」と振り返る得点が決勝点となり、徳島は白星を手にした。

 この日の徳島は序盤から果敢に仕掛けた。開始直後には左クロスからFWドウグラスがヘディングシュートを打つもクロスバーを叩く。幾度もFW津田知宏らがシュートを放っていったが枠を捉えることができない。0-0で前半を折り返し、苦しいなかで奪った先制点。その後は押し込まれる時間も続くが、文字通りに全員が身体を張って守りきり、勝ち点3を手に入れた。

 一方、敗れた富山はこの日も1点が遠く。3戦勝ちなし(1分2敗)となってしまった。前半24分にはMFソ・ヨンドクがFKを直接狙い、枠を捉えるがGKに阻まれた。後半12分に失点してからは必死に攻め込むが、相手守備陣の奮闘もあり、いずれのシュートもあと一歩のところでクリアされた。結局0-1の敗戦。2戦連続の零封負けを喫した。

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