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徳島が3発沈めて愛媛を完封、今季2度目の連勝果たす

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[6.17 J2第20節 徳島3-0愛媛 鳴門大塚]

 15位徳島ヴォルティスはホームで9位愛媛FCと対戦し、3-0で完勝した。前節の富山戦(1-0)に続いて、今季2度目の連勝。直近4試合では3勝1敗と浮上の兆しをみせつつある。一方の愛媛は4戦ぶりの零封負けで9位から10位へ後退した。

 試合後、徳島の小林伸二監督は「2トップの力で点が取れるようになっているのが今日も出たと思う」とコメント。「1点を取ったあとの2点目が取れたのが良かった。うちがしっかり守れたこと、そして点を取れたことが良かったと思う」と今季最多タイの3発勝利を喜んだ。

 前半20分に徳島が先制した。センターライン付近からFWドウグラスがスルーパス。抜け出したFW津田知宏が飛び出してきたGKをかわすと、冷静に無人のゴールへ右足シュートを流し込んだ。さらに同31分には追加点。中央からのパスに左サイドへ抜け出たMF衛藤裕がダイレクトで中央へ折り返す。ゴール正面へ走り込んだMF宮崎光平が押し込み、2-0に差を広げた。前半を折り返す。

 後半に入っても徳島の勢いは止まらない。後半9分には決定機。中央からのカウンター。津田のパスに抜け出したドウグラスがGKとの1対1を迎えるがGK秋元陽太に阻まれた。3点目は生まれない。その後は愛媛に押し込まれる時間も続くが守備陣が奮闘。ゴールラインを割らせない。

 すると後半27分にダメ押しの3点目が生まれた。MF上里一将の縦パスからオーバーラップしてきたDF那須川将大が左サイドへ抜け出した。DFと競り合いながらもゴールライン際からマイナスのクロスを入れる。ニアサイドでフリーの衛藤が左足シュートを決めた。試合後、衛藤は「那須が頑張ってくれたので押し込むだけでした。那須に感謝したい」とハニかんだ。そのまま逃げ切った徳島が3-0の完勝。連勝を飾り、14位へ順位を上げた。

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