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広島が磐田との上位対決制し、2位キープ

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[7.7 J1第17節 広島2-0磐田 広島ビ]

 サンフレッチェ広島が上位対決制し、3戦ぶり白星で2位キープ!! 2位・広島はホームで3位ジュビロ磐田と対戦し、2-0で勝利した。後半31分に途中出場のMF中島浩司が先制点を奪うと、終了間際のロスタイム3分にはMF森崎浩司が追加点。途中出場2選手の活躍で勝ち点3を手に入れた。一方の磐田は3位から6位に順位を落とした。

 試合後、7月7日の“七夕の日”にゴールを決めた背番号7の森崎は「7番ですから」と満面の笑顔。「個人的なことなんですけど、きょうは娘の誕生日。さらに入籍もこの日にしたので、ダブルで祝いたいなと思う」と話した。

 試合が動いたのは後半だった。後半31分、途中出場の中島がゴールを奪った。MF石原直樹からのパスをFW佐藤寿人がヒールで流す。PA右の中島が冷静に左足を振りぬいた。低い弾道のシュートはゴールネットを揺らし、広島が先制に成功した。そして追加点が生まれたのは後半終了間際のロスタイム3分。左サイドから中央へドリブルで切れ込んだMF高萩洋次郎が横パス。ゴール正面で受けた森崎浩がワントラップから左足シュートを決めてみせた。ダメ押しゴールが決まり、2-0に突き放すと、そのまま勝利を手に入れた。

 試合後、先制点を決めた中島は「なかなか試合に出られず、チームが調子がいいときに力になりたかった。きょうは良かった」とコメント。追加点の森崎浩は得点シーンを振り返り、「いつもそうなんですけど、洋二郎がいつもいいパスをくれるので決めるだけでした」と笑顔をみせた。

 一方、敗れた磐田はMF山崎亮平が序盤からチャンスをつくったが1点が遠かった。前半23分には左サイドからドリブルで仕掛けた山崎が自らシュートを打つも、GKに阻まれた。後半にはDF宮崎智彦が左サイドをオーバーラップ。マイナスの折り返しから山崎がシュートを放つが枠を外れた。0-1に離されてからはMF山田大記が果敢にミドルシュートを狙ったが、GKが好セーブ。結局1点が奪えないままに敗戦を喫した。

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