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高松&森島弾で草津を下す、混戦のJ2は大分が首位奪取!!

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[7.8 J2第23節 草津0-2大分 正田スタ]

 大分トリニータが首位奪取!! 3位大分は敵地で18位ザスパ草津と対戦し、2-0で勝利した。前半35分にFW高松大樹が先制点を奪うと、後半17分にはFW森島康仁が追加点。完封勝利を収めると勝ち点44に伸ばし、単独首位に躍り出た。

 試合後、2点目を決めた森島は「最近はこういう(こぼれからの)ゴールが多い」と笑顔。今季8点目を決めたものの「点には絡めているが、まだまだ全然認めてもらえるような数字ではないので、もっと点を取っていきたい」と貪欲に語った。

 取るべき選手が仕事を果たし、2得点が生まれた。まずは前半35分、センターライン付近でパスを受けた森島が右サイドへスルーパス。必死に走り込んだMF為田大貴が追いつくと、ゴールライン際で粘り、マイナスのクロスを入れる。飛び込んできた高松がヘディングシュート。ボールとともに自身もゴール内へ飛び込む渾身の一撃が決まり、大分が先制に成功した。

 そして1点リードで迎えた後半17分には、先制点の起点となった森島が自らゴール。右クロスを受け、ゴール正面で反転すると強烈な左足シュート。GK北一真に弾かれるが、こぼれを自ら拾うと再び左足で叩き込んだ。この2得点で試合は決まり、2-0で勝利。大分が勝ち点3を手に入れ、首位浮上を果たした。

 勝利した大分の田坂和昭監督は「久々に試合に出た選手がよく頑張ってくれた。なかなかいい形でチャンスをつくれなかったが、いい時間帯に点を取れたことが良かったと思う」とコメント。「内容は良くなかったが、勝ち点3を取れたことが大きい」と単独首位浮上にも浮かれた表情はなく、淡々と試合を振り返っていた。

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