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「復活したと思います」廣瀬が1チャンス活かして決勝弾!栃木が町田下し4連勝

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[7.15 J2第24節 栃木1-0町田 栃木グ]

 J2第24節の栃木SCFC町田ゼルビア戦は、栃木がFW廣瀬浩二の決めた決勝点によって1-0で勝利。連勝を今季最多の4へ伸ばした。

 まだ24試合終了時点ながらも鳥栖時代の08年の5ゴールを上回るキャリアハイのシーズン6点目。自身にとっても嬉しいゴールとなった廣瀬がヒーローインタビューで「おいしいところを持っていくヤツだったので、復活したと思います」と2試合連続ゴールを喜んだ。チームを4連勝へ導いたゴールが生まれたのは後半35分だった。

 中盤からのスルーパスで右サイドを抜け出したMFパウリーニョが中央へと折り返す。DFを引き付けながらニアサイドへ走りこんだFW棗佑喜の背後から飛び出してきた廣瀬が、右足でゴール左隅へ決勝ゴールを流し込んだ。

 前半、主導権を握っていたのはアウェーの町田だった。テンポ良くボールを動かすと、前半17分にFW平本一樹が右中間からドリブルシュート。23分にはMF鈴木崇文の左足ミドルがゴールを襲い、平本がゴール前で頭から飛び込む場面もあった。後半にもFW勝又慶典のポストプレーから平本の放った左足シュートがゴール左ポストを叩く。

 チャンスをつくりながらも活かすことのできなかった町田。逆に1チャンスをものにした栃木は4試合ぶりの先発となったCB大和田真史が最終ラインで存在感を見せ、19試合ぶりの先発となったMF鈴木修人が奮闘するなど全員で勝ち点3を勝ち取った。

 栃木はこれで4試合連続無失点。ハーフタイムに松田浩監督が「落ち着いてやれ、必ず獲れる」と期待した通りに1点をもぎ取って4連勝を飾った。堅守速攻の持ち味を出しつつ、確実に結果を残してきている。一方の町田はこれで5試合連続ノーゴール。4-2で勝った4月30日の横浜FC戦を最後に13試合連続未勝利と白星から完全に見放されてしまっている。

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