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上位勢がつまずく中、京都も痛い星を落とす…富山は残留へ一歩前進

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[10.14 J2第38節 京都0-1富山 西京極]

 富山が残留に向けて一歩前進した。残留争いを繰り広げるカターレ富山だったが、アウェーで京都サンガF.C.に1-0で勝利し、勝ち点を35に伸ばした。対するJ1昇格を目指す京都だが、甲府が昇格枠が1つ確定させる中、痛い敗戦を喫してしまった。なお、この対戦は過去3戦3引き分けだったため、初めて勝敗がつくこととなった。

 ワンチャンスをものにした。シュート数の6-16が示す通り、京都に圧倒された富山だったが、後半39分、右サイドからのFKを獲得すると、途中出場していたFW西川優大が頭で合わせて、均衡を破った。「(キッカーのFWソ・)ヨンドクが蹴る前にニアで合わそうと打ち合わせをしていた。そこに丁度いいボールが来てくれたので、当てるだけだった」。興奮気味に振り返る西川の3試合ぶりの今季5得点目が、J2残留争いを繰り広げる中、貴重な2連勝に導いた。

 一方、混戦J1昇格争いの中で1でも勝ち点を積み上げたかった京都だが、前半40分のMFチョン・ウヨンのFKはバーを叩く。後半14分のMF中村充孝のシュートはゴールライン上でDF池端陽介に頭でかき出されるなど、運にも恵まれず。。同時刻に行われた試合で大分が千葉を下したため、順位を4位に落とすことも確定。自動昇格の2位を目指すためにも、勝って今節引き分けた2位湘南を上回りたいところだったが、痛い星を落とした。

 J2は残り5戦。2位湘南とも勝ち点差1だが、PO圏外との勝ち点差も4と大混戦。この戦いを制するためにも、もう一度気合を入れ直したい。

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