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“FW”闘莉王が1G1A!!永井もロンドン五輪後初得点を記録、名古屋は1か月ぶり白星

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[10.20 J1第29節 鳥栖1-3名古屋 佐賀]

 名古屋グランパスが敵地でサガン鳥栖を3-1で下し、9月15日のC大阪戦(2-0)以来、リーグ4試合ぶり、約1か月ぶりの白星を挙げた。センターFWで先発した田中マルクス闘莉王が、1得点1アシストの活躍。FW永井謙佑もリーグ戦ではロンドン五輪後初となるゴールを挙げた。

 なかなか勝ちに恵まれないチーム同士の対戦となったが、地力に勝る名古屋は個の強さを見せ、快勝した。セットプレーなど高さを生かした攻撃を続ける名古屋は前半ロスタイム、MF田口泰士がFKを蹴ると、混戦となりボールがこぼれる。これを永井が倒れこみながら押し込み、名古屋は押していた前半を1点リードで折り返した。永井は今季9得点目だが、日本中を沸かせたロンドン五輪以降では初ゴールとなった。

 後半も主導権を握り続けた名古屋は22分、右サイドを永井がドリブルで突破し、クロスを上げる。ファーサイドで闘莉王が胸トラップで受けると、DFが引き付けられる。出来たGKの前のスペースにパスを出すと、走りこんだダニルソンが押し込み、リードを2点に広げた。

 さらにダニルソンに代えてFW玉田圭司を投入するなど、ダメ押し点を奪いに行った名古屋は終了間際の後半45分、玉田のスルーパスに反応した闘莉王が前に出たGKをあざ笑うかのように、左足ワンタッチのループシュートでゴールネットを揺らした。

 一方、前節、C大阪に敗れ、J1昇格以降初の連敗を喫していた鳥栖は、後半ロスタイムにFW野田隆之介が3月31日の神戸戦以来の今季2ゴール目で1点を返したが、反撃が遅かった。負の連鎖を止めることは出来ず、初の3連敗を喫してしまった。

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