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JFL降格決定の町田がコメント発表

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 J2参入1年目で最下位に終わり、12日に開催されたJリーグ臨時理事会で正式にJFL降格の決まったFC町田ゼルビアが、公式サイトに下川浩之代表取締役のコメントを発表した。

以下、全文

 日頃よりFC町田ゼルビアに格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

 今シーズンのリーグ最終戦となりました11日(日)の湘南ベルマーレ戦におきまして、2012年のJリーグディビジョン2の全日程が終了致しました。非常に多くの皆様に応援して頂きましたが、大変申し訳ないことに0-3で敗戦し、FC町田ゼルビアは22位と最下位に終わりました。

 私達にとりまして、初めてのJリーグのシーズンとなった中、多くのファン・サポーター・パートナー企業・町田市民の皆様に御期待を頂き、有形無形の御支援を承りましたが、このような結果となり心よりお詫び申し上げます。そして、皆様にはホームゲームはもちろんのこと、アウェイゲームにも多数お越し頂き、選手に力を与えて頂きました。本当にありがとうございました。

 本日12日(月)、Jリーグの臨時理事会が開かれ、日本フットボールリーグ(JFL)のV・ファーレン長崎が来季からのJリーグ入会が正式に承認されました。それと同時に、来季、FC町田ゼルビアはJFLへ自動降格することが決定いたしました。

 2013年シーズン、FC町田ゼルビアは再び戦いの舞台をJFLへと移すことになりました。Jリーグの舞台で戦うゼルビアを見たい、と強く願って頂いた皆様には、その御期待に応えることができず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。

 しかし、私達は「挑戦」し続けます。本日、Jリーグにて開かれました会見で、大東和美チェアマンからは「これでJリーグの道が断たれたわけではありません。再度、クラブ中心となってチームを立て直し、ホームタウンのファン・サポーターととも、あらゆる意味で強固な基盤を携えてJリーグの舞台に戻って来てくれることを、チェアマンとして期待しております」というお言葉を頂戴致しました。

 FC町田ゼルビアは、フロントも現場も一体となってクラブを整備し直し、Jリーグの舞台に戻って参りたいと思っております。そのためには、ファン・サポーター・パートナー企業・町田市民の皆様の、より多くの方のお力が必要です。今後も変わらぬご声援をいただきたくお願い申し上げます。

 リーグ戦は終わりましたが、ゼルビアにはまだ、クラブ史上初の16強入りを果たしている、第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会が残っております。12月15日(土)にはガンバ大阪と万博記念競技場で対戦いたします。相手はJ1の名門ですが、町田らしいサッカーを展開し、未来のFC町田ゼルビアの発展につながる試合をする所存です。

 アルディレス監督・選手たちもそこを目標に14日(水)からはトレーニングを再開し、18日(日)にはFC東京とトレーニングマッチを行う予定でございます。そして、1月1日、元日の国立競技場のピッチに立てるよう再びチーム一丸となって闘い続けます。どうか皆様、これからも温かいご声援をよろしくお願い申しあげます。

株式会社ゼルビア 代表取締役 下川浩之

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