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遠藤・今野抜きでも…G大阪・長谷川監督「彼らがいないとできないでは困る」

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 “遠藤&今野抜き”でも関係ない。1年でのJ1復帰を目指すガンバ大阪だが、日本代表の活動中もJ2は中断しないため、MF遠藤保仁、DF今野泰幸の日本代表コンビはシーズン中に何度もチームを離れることになる。

 それでも長谷川健太新監督は「特定の選手が出ていないと、同じサッカーができないようでは難しい。彼らがいないと同じスタイルでできないようでは困る」と指摘。だれが出ても同じサッカーができるようにチーム全体の底上げを図っている。

 昨季のG大阪はJ1最多の67ゴールを挙げながら、最下位・札幌に次ぐワースト2位の65失点で降格が決まった。「守備はボールを奪われたところから始まる。チーム全体の共通理解、統一感がなかったのかなと思う。キャンプを通じて話をして、選手も理解してくれたのではないかと思う」と、守備の整備に自信を見せた。

 チームとしても個人としても初めて挑むJ2。「不安材料? 予想がつかないということが不安材料。イメージがない」と語る一方、「知っている監督が多いので、どういうサッカーをするかは予想が付く」。J2優勝で1年でのJ1復帰へ。05年から10年まで指揮した清水監督時代以来、3年ぶりの現場復帰となった長谷川監督の新たな挑戦が始まる。

(取材・文 西山紘平)

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