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昇格チーム同士、初勝利を目指すチーム同士の対戦は甲府に軍配

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[4.6 J1第5節 大分0-1甲府 大銀ド]

 ヴァンフォーレ甲府が敵地で大分トリニータを0-1で下し、今季初勝利を手にした。J1昇格チーム同士の対戦。今季初勝利を目指すチーム同士の対戦は甲府に軍配が上がった。

「本当にうれしい。練習中から(水野)晃樹はいいボールを上げてくれる。信じていたし、自分にとっては一番のボールが来ました」

 唯一の得点シーンは後半38分、甲府は右サイドから途中出場のMF水野晃樹がクロスを上げると、ファーサイドのDF土屋征夫がDFの背後から飛び込むと、打点の高いヘッドで合わせて、ゴールにねじ込んだ。

「1つの勝利が気持ちを変える。これから向上心をもってみんなで練習していいチームを作っていきたい」。試合後は土屋は笑顔で話した。

 得点が入るまでは意地と意地がぶつかり合った。大分も後半10分、DF辻尾真二のアーリークロスをFW高松大樹が頭で合わせる。GK河田晃兵に弾かれると、直後の14分は今度はFW西弘則がドリブルで持ち込みシュート。だがこれも枠をとらえることはなかった。

 ナビスコ杯も含め、今季公式戦未勝利チーム同士の対戦を制しての今季初勝利を飾った甲府。2年ぶりにJ1を戦う甲府にとっては、11年11月27日の新潟戦以来のJ1白星となった。

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