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磐田、監督交代も負のスパイラル抜け出せず…「とにかく前を向きたい」

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[5.11 J1第11節 磐田0-1柏 ヤマハ]

 成績不振のため監督交代を行ったジュビロ磐田だが、またしても勝ち星を挙げることは出来なかった。前節のFC東京戦(2-2)から長澤徹暫定監督が指揮を執ったが、今節の柏レイソル戦にも敗れ、監督交代も起爆剤とすることができていない。

 今季早くも7敗目。「今日は小学生の一斉観戦日ということで最後まで声援を送ってくれました子どもたちに本当に感謝しています。勝利を届けることができず非常に残念です」。公式サイトによると、試合後、長澤暫定監督はホームでの無得点での敗戦に頭を下げた。
 
 ただ試合のトータルシュート数は11-9。数字が示すとおり、磐田もチャンスを作れなかったわけではなかった。逆に柏にワンチャンスを生かされた印象の強いゲームでもあった。「徐々にチャンスを作っている中で、相手の素晴らしいシュートでゴールされ、そこから追い上げたのですが、なかなか届かずというゲームでした」。歯がゆい思いを口にした。

 どうしたら負のスパイラルを抜け出せるか。そう問われると、「何か一撃で変えるというよりは、積み重ねの中で何か一つきっかけと拾えれば」と語った長澤暫定監督。両チーム合わせても最多の4本のシュートを放ち気を吐いたMF山田大記も「とにかくやり続けるだけです。下を向いて勝てるわけではないですし、前向きに修正するところを話し合い、さらに高め、チーム内で改めてコミュニケーションを取っていきたい。とにかく前を向いていきたい」と顔を上げた。

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