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不敗記録が21でストップも、大宮GK北野「この後がとても大事」

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[5.11 J1第11節 仙台2-1大宮 ユアスタ]

 ついに止まってしまった。昨年9月から無敗記録を継続させていた大宮アルディージャが22試合ぶりに黒星を喫した。昨年8月25日のベガルタ仙台戦以来の黒星。またもや仙台に敗れ、記録がストップした。

「いいプレーもありましたが、全体的には可もなく不可もなくといった感はあったと思います。仙台にアグレッシブさで上回られたことで、自分たちが試合に入りきる前に主導権を握られてしまいました。仙台の勝利は評価しています。ただ、ファールギリギリのプレーに対する判定が、勝負の分かれ目になってしまったところもあったように思っています」。公式サイトによると、試合後、ベルデニック監督は冷静に試合を振り返った。

 前半7分にFW赤嶺真吾に先制点を許した大宮は、同44分にもFWウイルソン追加点を奪われる。後半20分にFWズラタンのゴールで1点を返してからは、同点に追いつこうと勢いよく攻め込むが、最後まで仙台の気迫に勝る守備陣を崩し切ることは出来なかった。

「遅かれ早かれこういう時が来ると思っていました」とGK北野貴之が振り返ったこの日の敗戦。無敗記録が大きく取り上げられ、選手たちのプレッシャーになっていたことも事実だ。ただまだ今季1敗目。「この後がとても大事なので、また1つ1つ、『本当に強くなった』と思ってもらえるような試合をしていきたい」。北野が話すとおり、次戦以降の戦いで、大宮の真価が問われる。

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