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愛媛が今季初の逆転勝利で連敗ストップ

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[6.8 J2第18節 愛媛3-2札幌 ニンスタ]

 愛媛FCはホームでコンサドーレ札幌と対戦し、3-2で逆転勝ちした。3連敗中だった愛媛だが、連敗を止め、5試合ぶりの白星。今季初の逆転勝利となった。一方の札幌は2試合ぶりの黒星。今季3度目の連勝を逃した。

 アウェーで今季7勝を挙げている札幌は前半5分、右45度の位置でFKを獲得すると、MF上里一将が壁の下を抜くグラウンダーのシュートでゴールネットを揺らし、幸先よく先制した。

 愛媛もすぐさま反撃に出る。前半15分、MF加藤大が左サイドに展開したボールをDF三原向平がダイレクトでGKとDFの間にパスを通し、MF赤井秀一が右足でシュート。GKの股間を抜き、1-1の同点に追いついた。同25分には赤井の左クロスが逆サイドに流れ、MF村上巧がもう一度、右サイドからクロス。これにFW石井謙伍が右足で合わせ、逆転に成功した。

 2-1と試合をひっくり返して前半を折り返した愛媛は後半26分にも村上の縦パスからMF河原和寿が絶妙なトラップでDFラインを抜け出し、右足で追加点。3-1と突き放し、リードを2点に広げた。同20分、MF砂川誠のFKがポストを叩いた跳ね返りをDF松本怜大に押し込まれ、1点差に詰め寄られたが、そのまま3-2で逃げ切り勝ち。連敗を3でストップした。

 勝ち越しゴールの石井は「3連敗している中、試合前からみんな気合が入っていた。僕も古巣相手ということで気合が入っていたので勝てて良かった」と、09年まで所属していた札幌相手のゴールと勝利を素直に喜んでいた。

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